ディスクのクローン作成ユーティリティ

ディスクのクローン作成ユーティリティを使用すると、ディスクのパーティションを別のハードディスクにコピーして、ハードディスクドライブのクローンを作成できます。

開始する前に:

  • 容量の大きいハードディスクにシステムのクローンを作成する場合は、転送先の(新しい)ドライブをクローンを使用する場所に取り付け、転送元のドライブを別の場所(外付けのUSBエンクロージャなど)に取り付けることをおすすめします。これは特にラップトップ コンピュータの場合に重要です。

    古いハードディスクドライブと新しいハードディスクドライブは、同じコントローラーモードで動作させることをお勧めします。モードが異なる場合、新しいハードドライブからコンピュータを起動できなくなる可能性があります。

    Windows を使用して、外付け USB ハードドライブにディスクのクローンを作成した場合、そこから起動できない場合があります。代わりに、内蔵 SSD または HDD にクローンを作成することをお勧めします。

  • ディスクのクローン作成ユーティリティは、マルチブートシステムをサポートしていません。
  • プログラムの画面では、破損したパーティションの左上の隅に、赤い丸に白い「x」のマークが付きます。クローン作成を開始する前に、適切なオペレーティングシステムツールを使用して、ディスクにエラーがないかどうかを調べ、エラーがあれば修正する必要があります。
  • 安全措置として、元のディスク全体のバックアップを作成することを強くお勧めします。それによって、クローン作成中に元のハードディスクに問題が発生した場合でも、データは安全に守られます。そのようなバックアップを作成する方法の詳細は、「パーティションとディスクのバックアップ」を参照してください。バックアップを作成したら、確実にベリファイしてください。

ディスクのクローン作成後、以下の理由により、クローン作成元とクローン作成先のドライブで使用容量が若干異なる場合がありますのでご注意ください。

  • Acronis True Image は、デフォルトでは pagefile.sys、swapfile.sys、hiberfil.sys のような特定のシステムファイルをクローンから除外する。
  • 元のドライブで圧縮と内容のインデックス付けがオンになっている場合、そのドライブ上のファイル・サイズに影響する可能性があります。クローン作成時、これらの設定がコピー先ドライブにレプリケートされず、使用容量に差が生じる可能性があります。