ユーザー定義アルゴリズムの作成
消去アルゴリズムの定義
[アルゴリズムの定義] には、これから作成するアルゴリズムのテンプレートが表示されます。
この表には次の内容が表示されています。
- 最初の列は処理の種類(記号をディスクに書き込む、書き込みを検証する)を示します。
- 2番目の列はディスクに書き込むデータのパターンを示します。
各行で、工程の際に実行する処理を定義します。アルゴリズムを作成するには、この表に、データを安全に消去するのに十分と思われる行を追加します。
新しい工程を追加する手順は、次のとおりです。
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[追加] をクリックします。[消去時の工程の調整] ウィンドウが表示されます。
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オプションを選択します。
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パターンを書き込む
0x00、0xAA、0xCDなど、16進数の値を入力します。これらの値は1バイトの長さですが、512バイトまで設定できます。このような値以外にも、512バイトまでの任意の長さで16進数のランダム値を入力できます。
バイナリ値が10001010(0x8A)の場合、この補数のバイナリ値は01110101(0x75)となります。
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ランダムな値を書き込む。ランダムな長さ
ランダムな値の長さをバイト単位で指定します。
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前工程のパターンの補数を書き込む
Acronis Cyber Protect Home Office は前工程でディスクに書き込まれた値に補足値を追加します。
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ベリファイ
Acronis Cyber Protect Home Office は前工程でディスクに書き込まれた値を検証します。
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- [OK] をクリックします。
既存の工程を編集する手順は、次のとおりです。
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該当する行を選択して [編集] をクリックします。
[消去時の工程の調整] ウィンドウが表示されます。
複数の行を選択した場合、新しい設定は選択した工程すべてに適用されます。
- 設定を変更して [OK] をクリックします。
ファイルへのアルゴリズムの保存
- [ユーザー定義消去アルゴリズムの保存] で、[ファイルに保存] を選択して [次へ] をクリックします。
- 表示されるウィンドウで、ファイルの名前と場所を指定し、[OK] をクリックします。