Acronis Nonstop Backup のデータストレージ

Acronis Nonstop Backup のデータストレージは、ローカルハードディスクドライブ(内蔵と外付けの両方)または Acronis Cloud に作成できます。

多くの場合、Nonstop Backup のデータストレージには外付けのハードディスクを使用するのが最も良い方法です。(USB 3.0 を含む)USB、eSATA、FireWire、および SCSI のいずれかのインターフェイスを持つ外付けディスクを使用できます。

NASをストレージとして使用することもできますが、SMBプロトコルを使用したアクセスが必須になるという制限があります。ストレージに使用する NAS 共有がローカル ディスクとしてマップされるかどうかは問われません。共有にログインが必要な場合は、正確なユーザー名とパスワードを指定する必要があります。詳細については、「認証設定」を参照してください。Acronis Cyber Protect Home Office では認証情報が記憶され、共有に対するその後の接続ではログインは必要ありません。

外付けハードディスクまたは NAS を使用できない場合は、Nonstop Backup を内蔵ディスク(ダイナミック ディスクを含む)に保存することができます。保護されるパーティションは、ノンストップ バックアップのストレージとしては使用できないことに留意してください。 コンピューターにハードディスクドライブが 1 つしかなく、その中にパーティションが 1 つしかない環境で Acronis Nonstop Backup を使用したい場合は、Acronis Secure Zone を作成してこれを Nonstop Backup のデータストレージとして使用できます。

Acronis Cyber Protect Home Office は、Acronis Nonstop Backup のデータストレージを作成する前に、選択した保存先に十分な空き領域があるかどうか確認します。保護するデータ量に 1.2 が乗算され、この乗算の計算結果の値と使用可能な容量が比較されます。保存先の空き容量がこの条件を満たした場合に、そのロケーションを Nonstop Backup データの保存先として使用します。