オペレーティング システムやインストールするアプリケーションが使用できる十分な領域がハードディスクにないと、ソフトウェアのアップデートや新しいアプリケーションのインストールを行うことができなくなります。この場合は、システムを大容量のハードディスクに移行する必要があります。
システムを移行するには、まずコンピュータに新しいディスクを取り付ける必要があります。コンピュータに別のハードディスク用のベイがなければ、ハードディスクを一時的に CD ドライブの場所に取り付けるか、または USB 2.0 を使用して外付け型のターゲット ディスクに接続します。それができない場合は、ディスク イメージを作成してより大きなパーティションを持つ新しいハードディスクにリカバリすることで、ハードディスクのクローンを作成します。
プログラムの画面では、破損したパーティションの左上の隅に、赤い丸に白い「x」のマークが付きます。クローン作成を開始する前に、適切なオペレーティング システム ツールを使用して、ディスクにエラーがないかどうかを調べ、エラーがあれば修正する必要があります。
転送を効率的に行うには、転送先(新しい)ドライブをコンピュータに取り付けてから、転送元ドライブを別の場所(たとえば外付けの USB エンクロージャ)に取り付けます。特にラップトップ コンピュータの場合は、このとおりにすることをお勧めします。
安全措置として、元のディスク全体のバックアップを作成することを強くお勧めします。それによって、クローン作成中に元のハードディスクに問題が発生した場合でも、データは安全に守られます。そのようなバックアップを作成する方法の詳細は、「パーティションとディスクのバックアップ」を参照してください。バックアップを作成したら、確実にベリファイしてください。
ディスクのクローンを作成する手順は、次のとおりです。