スケジュール設定

[スケジューラ] ウィンドウを開くには、バックアップの設定時に [スケジュール] の右側に表示される [オンにする] リンクをクリックします。

ここでは、バックアップとベリファイのスケジュール設定を指定できます。

バックアップおよびベリファイ実行の間隔を、次のいずれかから選択して設定できます。

• [日単位]: 処理は 1 日 1 回以上実行されます。
• [週単位]: 処理は 1 週間に 1 回、または 1 週間に複数回、指定した曜日に実行されます。
• [月単位]: 処理は 1 ヵ月に 1 回、または 1 ヵ月に複数回、指定した日に実行されます。
• [イベント発生時]: 処理はイベントの発生時に実行されます。

[スケジュールを設定しない] ボタンをクリックすると、現在の処理に設定されているスケジューラが無効になります。この場合、バックアップやベリファイはそれぞれ、メイン ウィンドウで [今すぐバックアップ] または [バックアップのベリファイ] をクリックした場合にのみ実行されます。

詳細設定

[詳細設定] をクリックすると、バックアップおよびベリファイの次の追加設定を指定できます。

• スケジュールされた処理の実行を、コンピュータが使用中でない状態（スクリーン セーバーが表示される、またはコンピュータがロックされている状態）になるまで延期するには、[コンピュータのアイドル時にのみバックアップを実行] チェックボックスをオンにします。ベリファイのスケジュールを設定すると、チェックボックスが [コンピュータのアイドル時にのみベリファイを実行する] に変化します。
• スリープ/休止状態のコンピュータを起動して、スケジュールされた処理を実行するには、[スリープ/休止状態のコンピュータを起動] チェックボックスをオンにします。
• スケジュールした時刻にコンピュータの電源が入っていない場合、処理は実行されません。実行されなかった処理は、次回のシステム起動時に強制的に実行することができます。そのように設定するには、[システム起動時に実行] チェックボックスをオンにします。

  さらに、システムを起動して一定時間後にバックアップを開始するために、時間遅延を設定できます。たとえば、システム起動の 20 分後にバックアップを開始するには、該当するボックスに「20」と入力します。

• USB フラッシュ ドライブへのバックアップ、または USB フラッシュ ドライブに存在するバックアップのベリファイを設定すると、もう 1 つのチェックボックス、[現在のターゲット デバイスが接続されている場合に実行] が表示されます。チェックボックスをオンにすると、スケジュールした時刻に USB フラッシュ ドライブが接続されていなかったために実行されなかった処理を、USB フラッシュ ドライブが接続されたときに実行することができます。
• リムーバブル メディア（たとえば、USB フラッシュ ドライブ）またはリモート ストレージ（たとえば、ネットワーク フォルダまたは NAS）にあるデータを定期的にバックアップする場合、[現在のソース デバイスが接続されている場合に実行] チェックボックスをオンにすることをお勧めします。バックアップの予定時間に、外部のストレージ デバイスが利用できないことも多いため、この設定は便利です。この場合、チェックボックスをオンにすると、デバイスが接続または取り付けられた時点で、予定されていたバックアップ処理が開始されます。
• [HDD アラーム発生時にバックアップを実行する]（Acronis Drive Monitor がインストールされている場合に使用可能）: 有効にすると、バックアップ元に含まれているいずれかのハード ディスクで考えられる問題が発生し、Acronis Drive Monitor のアラームがオンになるとすぐにバックアップが実行されます。Acronis Drive Monitor は、ハード ドライブの S.M.A.R.T. レポート、Windows のログ、および独自のスクリプト情報に基づいた、ハード ドライブの状態監視ユーティリティです。

スケジュール設定が終了したら、[OK] をクリックします。