多くの場合は、Acronis メディア ビルダによって作成された標準レスキュー CD を使用できます。詳細については、「ブータブル レスキュー メディアの作成」を参照してください。
リカバリ環境で一部のハードディスク ドライブ、ネットワーク アダプタ、マウス、またはキーボードが検出されない場合、通常はドライバに問題があります。このため、使用しているハードウェア ドライバのいくつかが標準的なレスキュー CD に含まれていない場合は、カスタム レスキュー メディアを作成する必要があります。
Acronis 製品で使用される Linux ベースのリカバリ環境では、新しいドライバを追加できません。このため、必要なすべてのドライバを含むカスタム レスキュー CD を作成するには、Acronis のカスタマー サービスに依頼する必要があります。
依頼する前に、システムに関する情報を収集します。[ヘルプ] メニューで [システム レポートを生成する] を選択します。Acronis True Image 2013 によって必要な情報が自動的に収集され、収集された内容のリストがレポートに表示されます。レポートの作成プロセスでは、必要な情報の収集に使用される一部のコンポーネントがプログラムによってインストールされることがあります。レポートの作成が完了したら、[保存] をクリックし、希望するフォルダを選択するか、またはデフォルトのフォルダを受け入れます。レポートは ZIP ファイルにアーカイブされます。このレポートは、問題の解決を Acronis のカスタマー サービスに問い合わせるときにも役立つことがあります。
このファイルを Acronis のカスタマー サービスに送信します。カスタマー サービス部門は、コンピュータのハードウェアと互換性があるカスタム レスキュー メディアの ISO イメージを作成し、ISO ファイルをお客様に送信します。Nero など、ISO ファイルを処理できるプログラムを使用して、このファイルを CD や DVD に書き込みます。
適切なドライバを見つけてカスタム レスキュー メディアを作成するには、ある程度の時間がかかることをご了承ください。また、場合によっては適切なドライバが見つからないこともあります。
カスタム レスキュー CD を作成したら、コンピュータのすべてのハードウェアがリカバリ環境で検出されるかどうかをテストします。