デスクトップ検索機能が組み込まれているいずれかのエディションの Windows Vista または Windows 7、あるいは Windows デスクトップ サーチ 3.0 以降を使用している場合、tib ファイルをインデックス付けすることができます。
Windows サーチをインストールしていないが使用したい場合は、Microsoft のウェブサイトから Windows Search 4.0 を無料でダウンロードできます。ダウンロードするには、http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=55C18CB3-C916-4298-ABA3-5B98904F7CDA をクリックしてください。ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストール手順に従います。
Acronis True Image 2013 には、Windows サーチ用のプラグインがあります。プラグインをインストールしてバックアップをインデックス付けすると、バックアップの検索を高速化できます。インデックス付けすると、Windows サーチの検索フィールドにファイル名を入力すると、Acronis True Image 2013 を起動せずにバックアップの内容を検索できます。検索結果を使用して、以下のことを行えます。
バックアップ内のファイル名のインデックス付け機能のほか、Windows サーチを使用して、バックアップに含まれる大量のファイル内のテキストに対してフルテキストをインデックス付けできます。これにより、複数ファイル内の検索を実行できます。
バックアップに含まれるファイルのフルテキスト インデックスは、Windows サーチにより認識されるファイルの種類にのみ作成されます。認識されるデータとしては、テキスト ファイル、Microsoft Office ファイル、Microsoft Office Outlook や Microsoft Outlook Express のすべてのアイテムなどがあります。
パスワードで保護されているバックアップや、パスワードおよび暗号化で保護されているバックアップの内容は、インデックス付けされませんが、Windows サーチでは、そのようなバックアップの tib ファイルの検索が可能です。また、Windows サーチは Acronis セキュア ゾーンにアクセスできないため、ゾーン内のバックアップの検索やインデックス付けはできません。
Windows サーチは、zip ファイル コンテンツのインデックス付けには対応していません。
Windows Vista または Windows 7 で [インデックスのオプション] ウィンドウを開くには、コントロール パネルを開いてから [インデックスのオプション] アイコンをダブルクリックします。Windows Vista と Windows 7 のインデックスのオプションは、それぞれ内容や外観が多少異なりますが、以下の説明の大部分は両オペレーティング システムに当てはまります。
バックアップをネットワーク共有に保存している場合も、Windows サーチでインデックス付けできます。必要な作業は、共有を [含まれるロケーション] の一覧に追加するだけで、追加するには、[詳細オプション] の [UNC のロケーションの追加] タブを選択して、適切な UNC パスを [UNC パスの追加] に入力します。
Windows サーチによりコンピュータのハード ディスク上にある Acronis バックアップがインデックス付けされ、そのインデックス情報がインデックス データベースに追加されるまでには、多少の時間がかかります。所要時間はバックアップと、バックアップに格納されているファイル数によって異なります。インデックス付けが完了すると、Windows サーチにより tib バックアップ内のファイルを検索できるようになります。
Windows サーチと、Windows Vista または Windows 7 の検索エンジンは同様に機能しますが、検索結果の表示方法はやや異なります。