True Image 2013 が SSD を認識しないことがあります。
このような場合には、SSD が BIOS で認識されているかどうかを確認します。
コンピュータの BIOS に SSD が表示される場合は、電源ケーブルおよびデータ ケーブルが適切に接続されていることを確認します。BIOS と SATA ドライバのアップデートを試行します。これらの推奨策の効果がない場合は、SSD 製造元のサポートに問い合わせます。
コンピュータの BIOS に SSD が表示される場合は、次の手順を試すことができます。
Windows Vista/Windows 7 の場合は、[検索] フィールドに「cmd」と入力し、Enter キーを押します。
Windows XP の場合は、[ファイル名を指定して実行] フィールドに「cmd」と入力し、Enter キーを押します。
コマンド ライン プロンプトに次のコマンドを入力します。
diskpart
list disk 画面には、コンピュータに接続されているディスクが表示されます。SSD のディスク番号を見つけます。サイズを参照しながら確認します。
select disk N。この例では、SSD の番号は N です。
clean この操作は、SSD からすべての情報を削除し、MBR をデフォルトの情報で上書きします。
exit
exit
True Image 2013 を起動し、SSD が検出されるかどうかを確認します。SSD が検出される場合は、新しいディスクの追加ツールを使用して、ディスク領域全体を占めるパーティションを 1 つディスク上に作成します。パーティションを作成するときに、パーティションの前に空き領域が 1 MB あることを確認します。詳細については、「新しいハード ディスクの追加」を参照してください。
次に、Acronis ブータブル レスキュー メディアが SSD を認識するかどうかを確認します。
レスキュー メディアが SSD を認識しないときに、SSD コントローラ モードが ACHI である場合は、モードを IDE(または一部の BIOS ブランドでは ATA)に変更し、これにより問題を解決するかどうかを確認します。
注意 モードを変更した後に Windows を起動しないでください。ここで起動するとシステムに重大な問題が発生する場合があります。Windows を起動する前にモードを ACHI に戻す必要があります。
モードを変更した後でレスキュー メディアが SSD を検出する場合は、次の手順に従ってレスキュー メディアでリカバリまたはクローン作成を行うことができます。
上記の推奨策の効果がない場合の処理
True Image 2013 Plus Pack のユーザーは、WinPE ベースのレスキュー メディアの作成を試すことができます。このメディアに、必要なドライバがある場合があります。詳細については、「WinPE ベースのレスキュー メディアの作成」を参照してください。
アクロニス サポートにカスタム レスキュー メディアを要求することもできます。詳細については、「カスタム レスキュー CD の作成」を参照してください。
適切なドライバを見つけてカスタム レスキュー メディアを作成するには、ある程度の時間がかかることをご了承ください。場合によっては適切なドライバが見つからないこともあります。