ソリッド ステート ディスク(SSD)が急速に普及しており、多くのユーザーが、ディスク システムのパフォーマンスを向上させるためにシステム ハード ディスクを SSD に交換することを選択しています。このような交換に際しては、多くの検討事項があります。
最初に、True Image 2013 が、Windows と Acronis レスキュー メディアの両方で SSD を検出することを確認します。問題がある場合は、「True Image 2013 が SSD の認識しない場合の処理」を参照してください。
SSD のサイズ
SSD は依然としてやや高額なので、新しい SSD のサイズは通常、古いハード ディスクよりも小さくなる場合が多く、ハード ディスクにオペレーティング システム、プログラム、およびデータが含まれている場合に問題になることがあります。
SSD を購入する前に、オペレーティング システムとアプリケーションによって占有されるおおよその領域を見積り、適切な予備の容量がある SSD を選択することをお勧めします。
古いハード ディスクの使用済み領域が SSD のサイズを超えている場合、移行を可能にするためにシステム ディスク上の領域を解放する必要があります。「SSD に HDD の内容のための十分な領域がない場合の処理」を参照してください。
SSD アライメント
SSD のアラインメントに関しても考慮する必要があります。SSD の最適なパフォーマンスを実現し、長期間使用できるようにするには、パーティション オフセットが特定の条件を満たしている必要があります。ほとんどの場合、アライメントをチェックしたり手動で修正したりする必要はなく、プログラムにより自動的に実行されます。
いずれの場合でも、以下のいずれかを実行することをお勧めします。
詳細については、「SSD のサポート」を参照してください。
選択する移行モード
システム ディスクが 1 つのパーティションで構成されている場合(Windows 7 の多くのインストールに存在する隠しシステム予約パーティションは数えません)、クローン ツールを使用して SSD に移行することができます。詳細については、「ハード ディスクのクローン作成」を参照してください。
ただし、ほとんどの場合はバックアップとリカバリを使用することをお勧めします。この方法の方が柔軟性に優れ、移行をより詳細に管理できます。「バックアップとリカバリを使用した SSD への移行」を参照してください。