Acronis スタートアップ リカバリ マネージャを使用すると、オペレーティング システムを読み込まずにローカル コンピュータ上で Acronis True Image 2013 を起動することができます。
Windows が読み込まれない場合でも、この機能により、Acronis True Image 2013 を単独で使用して、破損しているパーティションをリカバリすることができます。
コンピュータ起動時に Acronis スタートアップ リカバリ マネージャを使用できるようにするための手順は、次のとおりです。
注意
Acronis スタートアップ リカバリ マネージャをアクティブ化すると、MBR(マスター ブート レコード)がスタートアップ リカバリ マネージャのブート コードで上書きされます。サード パーティ製のブート マネージャがインストールされている場合は、リカバリ マネージャをアクティブ化した後に、そのブート マネージャを再度アクティブ化する必要があります。Linux のローダー(LiLo、GRUB など)を使用している場合は、Acronis スタートアップ リカバリ マネージャをアクティブ化する前に、ローダーを MBR ではなく、Linux の root(または boot)パーティションのブート レコードにインストールすることをお勧めします。
障害が発生した場合は、コンピュータの電源を入れて、「Press F11 for Acronis Startup Recovery Manager」というメッセージが表示されたら F11 キーを押します。スタンドアロン版の Acronis True Image 2013 が起動します。このスタンドアロン版と完全版との違いはごくわずかです。システム パーティションのイメージが格納されているバックアップを参照し、システムをリカバリします。
スタンドアロンの Acronis True Image 2013 で使用されるドライブ文字は、Windows でのドライブ文字とは異なることがあります。たとえば、スタンドアロン版の Acronis True Image 2013 の D: ディスクが、Windows の E: ディスクに対応していることもあります。ディスクのラベル、パーティション サイズ、ファイル システム、ドライブの性能、メーカー、およびモデル番号に関する情報を参照することによって、ディスクおよびパーティションを正しく特定することができます。
Try&Decide がオンの場合、以前にアクティブ化した Acronis スタートアップ リカバリ マネージャを使用することはできません。Try モードでコンピュータを再起動すると、Acronis スタートアップ リカバリ マネージャを再び利用できるようになります。