バックアップからの項目の除外

バックアップを開始する前に、バックアップする必要のないデータを除外することでバックアップ サイズを縮小できます。

ファイルやフォルダを次の方法で除外することができます。

  • 手動(すべてのバックアップから)

    項目を除外するには、該当のファイルを明確に指定するか、マスクを使用します。

  • 自動(バックアップから Acronis Cloud へ)

    Acronis Cyber Protect Home Office によってバックアップソースが分析され、サードパーティ製のクラウドストレージからダウンロード可能なローカルデータを除外するように推奨されます。

手動で項目を除外する

  1. バックアップの設定時に、[設定] をクリックして、[除外] をクリックします。

  2. プラス記号をクリックして、次のいずれかをクリックします。

    • 特定のファイルまたはフォルダを除外する

      除外する項目を参照して選択し、[除外] をクリックします。

    • マスクごとに除外する

      ワイルドカード文字(* および ?)を使用して除外マスクを入力し、[除外] をクリックします。

      除外マスクの例:

      • *.ext: .ext の拡張子を持つすべてのファイルが除外されます。
      • ??name.ext: 拡張子が .ext のファイルで、合計 6 文字(最初の 2 文字が任意の文字(??)で、残りの部分が name)のファイル名を持つすべてのファイルが除外されます。
  3. [デジタル署名されたファイルは認証しない] チェックボックスをオンまたはオフにします(認証バックアップの場合にのみ使用できます)。

    認証バックアップの主な目的は、個人ファイルを保護することです。そのため、デジタル認証されたシステムファイル、アプリケーションファイル、その他のファイルをバックアップする必要はありません。これらのファイルを除外するには、対応するチェックボックスをオンにします。

  4. [OK] をクリックします。

リカバリ可能なデータをオンライン バックアップから除外

Acronis Cyber Protect Home Office では、Google Drive や Dropbox などのサードパーティ製クラウドサービスにアップロード済みまたは同期済みのローカルデータを除外できるようになりました。 このデータは既に確実に保護されており、コンピュータへのダウンロードも簡単に実行できます。そのため、Acronis Cloud へのアップロードは不要になりました。これらのデータを除外してバックアップ サイズを縮小し、バックアップ処理の速度を向上させることができます。

次のサービスで保護されているデータを除外できます。

  • iTunes
  • Dropbox
  • Microsoft OneDrive
  • Google Drive
  • BoxSync
  • Yandex.Disk
  • SugarSync

次の条件を満たしている場合にのみ、Acronis Cyber Protect Home Office によってデータの除外が推奨されます。

  • サードパーティ製のサービスが現在有効化されている。
  • 対応するフォルダに 250 MB を超えるデータが保存されている。

オンラインバックアップから項目を除外するには、次の操作を実行します。

  1. バックアップ処理を開始する前に、バックアップ ソースのアイコンの下にある [バックアップの最適化] をクリックします。

  2. 除外する項目の横にあるチェック ボックスをオンにして、[完了] をクリックします。