ファイルの真正性の手動検証
ファイルの真正性を検証する最も簡単な方法は、Acronis Cyber Protect Home Office または Acronis Cloud の [ベリファイ] コマンドを使用することです。詳細については、「ファイルの真正性の検証」を参照してください。この簡単な方法に加え、ユーザーが自分で検証手順を段階的に実行することもできます。
ファイルの真正性を手動で検証するには、次のようにします。
手順1. ファイルのMD5ハッシュを計算する
- ターミナルを開きます。
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たとえば、picture.pngファイルのmd5ハッシュを計算するには、次のように入力します。
$ md5 'picture.png'
md5ハッシュの例: eea16ade1edf2750a46bb6bffb2e45a2
- 計算したmd5ハッシュが認証証明書のデータフィールドのeTagに一致することを確認します。ファイル証明書の取得の詳細については、「ファイルの真正性の検証」を参照してください。
手順2. ROOTがブロックチェーンに保存されていることを確認する
- ブロックチェーンエクスプローラ(たとえばhttps://etherscan.io/)を開きます。
- 証明書のTRANSACTION IDを検索フィールドに入力します。
- [イベントログ] タブの [データ] フィールドが証明書の ROOT 値と同等であることを確認します。
手順 3. ハッシュがツリーに含まれていることを確認する
- コマンドラインユーティリティをGitHubリポジトリhttps://github.com/acronis/notary-verifyhash/releasesからダウンロードします。
- https://github.com/acronis/notary-verifyhashの指示に従います。