バックアップ タスクの作成ウィザードの手順 3 では、仮想コンピュータのデータをバックアップするスケジュールを定義します。バックアップをスケジュールするオプションと、1 回限りのバックアップ タスクを作成する([スケジュールせず、要求に応じて実行する])オプションの 2 種類が用意されています。デフォルトの設定は [スケジュールせず、要求に応じて実行する] です。この場合バックアップ タスクは、ウィザードの全手順の完了後すぐに開始されるか、[タスク] ビューで後から実行することができます。
バックアップ作成ウィザード、手順 3: バックアップの実行時期
データ バックアップの頻度をスケジュールする場合は、[スケジュールせず、要求に応じて実行する] チェック ボックスをオフにします。Acronis vmProtect では、Windows および Linux オペレーティング システムで週次スケジュールと機能を設定できます。
[スケジュール] 領域で [毎 <...> 週の<...>曜日] などの該当するパラメータを選択します。
この場合は、タスクを実行したい周期の週数と曜日を指定します。たとえば、[毎 2 週の月曜日] に設定すると、2 週間に 1 回、月曜日にタスクが実行されます。
[日中にタスクを実行...] 領域で、[次の時間に 1 回のみ実行: <...>] または [毎: <...>開始: <...>終了: <...>] のいずれかを選択します。
[次の時刻に 1 回: <...>] の場合は、タスクを 1 回だけ実行する時刻を設定します。
[毎: <...>開始: <...>終了: <...>] の場合は、指定した周期でタスクを実行する回数を設定します。たとえば、[次の間隔で実行: 1 時間ごと、開始: 午前 10:00:00、終了: 午後 10:00:00] というタスクのスケジュールを設定すると、午前 10 時から午後 10 時まで 1 日の間にタスクが 12 回実行されます。
ここで、スケジュールの例をいくつか紹介します。
「1 週間に 1 日」のスケジュール
これは、一般的に利用されるバックアップ スケジュールです。バックアップ タスクを毎週金曜日の午後 10 時に実行する必要がある場合は、パラメータを次のように設定します。
1. [毎 1 週の金曜日]
2. [次の時間に 1 回のみ実行: 午後 10:00:00]
「平日」のスケジュール
毎週、月曜日から金曜日まで平日にタスクを実行します。平日の午後 9 時に、1 日 1 回だけタスクを開始します。スケジュールのパラメータは次のように設定されます。
1. [毎 1 週の平日][平日] チェック ボックスを選択すると、対応するチェック ボックス([月]、[火]、[水]、[木]、[金])が自動的に選択され、残りの 2 つの曜日は選択されません。
2. [次の時間に 1 回のみ実行: 午後 09:00:00]
[バックアップの実行時期] でバックアップ スケジュールを設定したら [次へ] をクリックし、ウィザードの最後の手順に進みます。