Access Connect には、従来、Access Connect がインストールされている Windows サーバー上、またはそのサーバーに直接接続されているストレージ上に配置されているファイルとフォルダを共有する機能のみが含まれていました。このローカル ストレージ内のフォルダは、Access Connect ボリュームとして選択でき、標準の Mac AFP ファイル共有として Macintosh ユーザーが使用できるようにすることが可能です。
バージョン 8.0 での「Network Reshare」の使用により、ネットワーク上の他のサーバーおよび NAS デバイスに配置されているフォルダに Access Connect 経由でアクセスできます。Macintosh クライアントは標準の AFP ファイル共有プロトコルを使用して Access Connect に接続する一方で、Access Connect は、SMB/CIFS ファイル共有プロトコルを利用して、Mac ユーザーから要求されたリモート サーバーおよび NAS システムのファイルにアクセスします。そのようにすることで、Mac ユーザーは、AFP ファイル共有のすべてのメリットも活用しながら、従来は SMB/Windows ファイル共有を介してのみ使用可能であったリソースにアクセスですることができます。
Access Connect Network Reshare を使用すると、標準 SMB/CIFS ファイル共有と分散ファイル システム(DFS)ファイル共有の両方にアクセスすることができます。DFS リソースの Network Reshare の詳細については、ナレッジベースの資料(ここ)を参照してください。