このセクションでは、バックアップ計画(タスク)の所有者およびアーカイブの所有者の概念について説明します。
計画(タスク)の所有者
ローカルのバックアップ計画の所有者は、その計画を作成したユーザーまたは最後に変更したユーザーです。
集中管理用バックアップ計画の所有者とは、集中管理用バックアップ計画を作成または最後に変更した管理サーバーの管理者のことです。
バックアップ計画に属するタスクは、ローカル タスクか集中管理タスクかを問わず、バックアップ計画の所有者によって所有されます。
復元タスクなど、バックアップ計画に属さないタスクは、そのタスクを作成したユーザーまたは最後に変更したユーザーによって所有されます。
別のユーザーが所有する計画(タスク)の管理
コンピュータの管理者権限があるユーザーは、オペレーティング システムに登録されている任意のユーザーが所有するローカルのバックアップ計画およびタスクを変更できます。
別のユーザーが所有する計画またはタスクを編集のために開くと、そのタスクに設定されていたすべてのパスワードが消去されます。これにより、「設定を変更して、パスワードはそのまま残す」トリックが防止されます。別のユーザーによって変更された計画(タスク)を編集しようとするたびに、警告が表示されます。警告が表示された場合、次の 2 つの選択肢があります。
アーカイブの所有者
アーカイブの所有者は、そのアーカイブを保存場所に保存したユーザーです。より正確に言うと、これは、バックアップ計画を作成したときに [バックアップの保存先] の手順でログイン情報にアカウントが指定されたユーザーです。デフォルトでは、計画のログイン情報が使用されます。