データの Exchange クラスタへの復元

Exchange クラスタへのデータ復元を設定するには次の手順を実行します。

  1. コンソールを管理サーバーに接続し、[復元] をクリックします。
  2. [復元対象] で、「復元するデータの選択」の説明に従って、復元する Exchange データを選択します。
  3. [復元先][参照] で、データの復元先のクラスタを指定します。クラスタを指定して、[OK] をクリックすると、Acronis Backup によって、復元を管理に使用できる最初のクラスタ ノードが自動的に選択されます。ノードの名前が、[参照] フィールドに表示されます。
  4. [データ パス] で、データの復元先となるパスを選択します([指定されたフォルダ][PST ファイル] を除きます)。Acronis Backup によりデータの復元先となるクラスタ ノードが自動的に定義されます。

    ストレージ グループまたはデータベースの復元に関する注意事項:

    メールボックスまたはパブリック フォルダの復元に関する注意事項:

  5. [復元の実行時期] で、復元を実行する時期を指定します。
  6. [OK] をクリックして、復元タスクを開始するか(今すぐ実行するように設定されている場合)、復元タスクを保存します(後で実行するように設定されている場合)。

同様の手順を使用すると、コンソールがクラスタ ノードに直接接続されている場合に復元を設定することができます。[参照] フィールドが表示されない以外は、手順は同じです。データはこのノードに復元されます。

重要: CCR 構成(Exchange 2007)のストレージ グループ、または DAG 構成(Exchange 2010 以降)のデータベースを復元した後、クラスタのレプリケーションを手動で構成または再開する必要があります。方法の詳細については、次の記事を参照してください。