シングル パス バックアップからの SQL Server データベースのマウント

バックアップされた SQL データベースをマウントすると、読み取り専用モードで一時的に SQL Server に接続されます。インスタンスの他のデータベースと同じようにデータベースにアクセスできます。

データベースのマウントは、次のいずれかを必要とする場合に便利です。

マウント操作は、エージェント for SQL がインストールされているコンピュータにコンソールが接続されている場合に使用できます。シングル パス バックアップがそのコンピュータ上のローカル フォルダ(光ディスク以外)の Acronis セキュア ゾーン またはネットワーク共有上に保存されている必要があります。他の場所はマウント操作ではサポートされていません。

システム データベースはユーザー データベースとしてマウントされます。

SQL Server データベースをマウントする場合

  1. エージェント for SQL がインストールされているコンピュータにコンソールを接続します。
  2. [アクション] メニューで [SQL データベースをイメージからマウントする] をクリックします。
  3. [データの選択] をクリックし、バックアップおよびマウントする必要があるデータベースを選択します。
  4. バックアップから元のパスを取得することで、Acronis Backup は選択したデータベースの復元先インスタンスの指定を試行します。データベースの復元先インスタンスが選択されていない場合、または別のインスタンスにデータベースをマウントする場合は、手動で復元先インスタンスを指定します。

    現在のアカウントが復元先の SQL Server インスタンスにアクセスするのに十分な権限を持っていない場合は、資格情報を指定するように求められます。

  5. [OK] をクリックします。

マウントされたデータベースには「<元のデータベース名>-Mounted」という名前が設定されます。この名前のデータベースが既に存在する場合は、マウントされたデータベースの名前は「<元のデータベース名>-Mounted (<シーケンス番号>)」となります。

: MyDatabase-MountedMyDatabase-Mounted (2)