仮想コンピュータ構成

ESX(i) またはHyper-V ホストで新しい仮想コンピュータを作成するときには、このセクションで説明するパラメータを recover vm で使用します。

vmram

--vmram=<メモリサイズ>{mb|gb}

新しい仮想コンピュータのメモリ サイズです。パラメータを指定しない場合、値は次のようになります。

例:

--vmram=512mb
--vmram=1gb

vmcpu

--vmcpu=<CPU 数>

新しい仮想コンピュータの仮想プロセッサ数。パラメータを指定しない場合、値は 1 です。

vmnetwork

--vmnetwork=<仮想ネットワーク>

新しい仮想コンピュータの最初のネットワーク アダプタのネットワーク ラベル。

ESX(i) ホスト

使用可能な値は、新しい仮想コンピュータのハードウェア バージョンによって異なります。

既定値は次のとおりです。

新しい仮想コンピュータのハードウェア バージョンは次の方法で判断できます。

Hyper-V ホスト

使用可能な値は Legacy Network Adapter(既定値)と Network Adapter です。

仮想ディスク パラメータ

--vmdisk_size--vmdisk_type--vmdisk_provisioning パラメータのいずれかを指定する場合、すべてを指定する必要があります。

vmdisk_size

--vmdisk_size=<ディスク サイズ>

作成する仮想ディスクのサイズ。--vmdisk_size パラメータで指定された各値が --disk パラメータで指定された対応するディスクに割り当てられます。--diskおよび --vmdisk_size パラメータの値が異なる場合は、コマンドが失敗します。

値はメガバイトとギガバイトで指定できます。

例:

--vmdisk_size=100gb,512mb,120gb

パラメータを指定しない場合は、元のコンピュータのディスクのサイズを使用します。

vmdisk_type

--vmdisk_type=<ディスク タイプ>

作成する仮想ディスクのインターフェイス タイプ。使用可能な値は idescsi です。--vmdisk_type パラメータで指定された各値が --disk パラメータで指定された対応するディスクに割り当てられます。--disk および --vmdisk_type パラメータの値が異なる場合は、コマンドが失敗します。

例:

--vmdisk_type=ide,scsi,scsi

パラメータを指定しない場合、次の値が割り当てられます。

vmdisk_provisioning

--vmdisk_provisioning=<ディスク プロビジョニング タイプ>

作成する仮想ディスクのプロビジョニング タイプ。使用可能な値は thickthin です。--vmdisk_provisioning パラメータで指定された各値が --disk パラメータで指定された対応するディスクに割り当てられます。--disk および --vmdisk_provisioning パラメータの値が異なる場合は、コマンドが失敗します。

例:

--vmdisk_provisioning=thin,thin,thick

パラメータを指定しない場合、次の値が割り当てられます。