Update 6 の重複除外の新機能

Update 6 から、Acronis Backup Storage Node で、サーバー側の重複除外のインデックス付けアルゴリズムと重複除外データベースの形式が新しくなりました。結果として、次のような改善が行われました。

• 重複のないデータ 1 TB あたりに必要な RAM の容量が少なくなり、以前の 16 GB から 3 GB に変わりました。
• 保存されている重複のないデータの量が増えても、パフォーマンスは低下しません。

たとえば、最小 8 GB の RAM で、パフォーマンスが低下することなく、重複のないデータ 2.6 TB をバックアップ、復元できます（ディスク レベル）。ファイル レベルのバックアップでの制限値は、12 TB を上回ります。データがこのサイズに達すると、インデックス付け処理はできなくなります。エラー メッセージには、RAM を増やすことを勧める通知が含まれます。ただし、バックアップは継続して実行されます。ストレージ ノードに RAM を追加する場合は、次のバックアップでインデックス付けが再度実行されます。

新しい設定パラメータにより、古いインデックス付けのアルゴリズムか新しいインデックス付けのアルゴリズムのどちらかを選んで、ストレージ ノードのメモリ割り当てを管理できます。