結果の確認
選択した設定に従って、[結果の確認] ウィンドウに予定されるパーティションのレイアウトが表示されます。レイアウトに問題がない場合は、[OK] をクリックし、Acronis セキュア ゾーン の作成を開始します。
ユーザー設定の処理方法
ここでは、Acronis セキュア ゾーン を作成する際に、複数のボリュームを持つディスクがどのように変換されるかについて説明します。
- Acronis セキュア ゾーン は、常にハード ディスクの末尾に作成されます。ボリュームの最終的なレイアウトを計算する際には、最初に、末尾にある未割り当て領域が使用されます。
- ディスクの末尾に未割り当て領域がない、または十分にないがボリュームの間に未割り当て領域がある場合は、末尾に未割り当て領域を追加するためにボリュームが移動します。
- すべての未割り当て領域を集めてもまだ十分ではない場合は、選択したボリュームから空き領域が取得され、それに合わせてボリュームのサイズが縮小されます。ロックされているボリュームのサイズを変更するには、再起動が必要になります。
- ただし、一時ファイルを作成する場合など、オペレーティング システムとアプリケーションが動作できるようにするにはボリュームに空き領域が必要です。空き領域がボリュームの合計サイズの 25 % 未満になる場合は、ボリュームのサイズは縮小されません。ディスク上のすべてのボリュームの空き領域が 25 % 以下の場合のみ、比率に応じてボリュームのサイズが引き続き縮小されます。
これらのことから、使用可能なゾーンを最大サイズに設定することはお勧めできません。ボリューム上に空き領域がなくなると、オペレーティング システムやアプリケーションの動作が不安定になり、起動できなくなることがあります。