利用可能なサブスクリプションではなく、既に有効化されているサブスクリプションを使用する必要が生じる場合があります。たとえば、次のような場合です。
サブスクリプションを再割り当てしても、そのサブスクリプションの期間は再開できません。
有効化されているサブスクリプションをコンピュータに割り当てるには
例
別のコンピュータにサブスクリプションを再割り当てした場合の例を、次の図に示します。たとえば、「サブスクリプション 1」の「コンピュータ 1」に 4 つのバックアップが存在するとします。「サブスクリプション 2」の「コンピュータ 2」には 2 つのバックアップがあり、「サブスクリプション 1」を「コンピュータ 2」に再割り当てしたいとき、「コンピュータ 2」は 3 つめのバックアップを「サブスクリプション 1」に対して実行しました。
このバックアップが完全バックアップと増分バックアップのどちらになるのかは、設定によって異なります。しかし、このサイズが完全バックアップのサイズよりも小さくなることはありません。そのため、最初のバックアップが初期シードとして行われたコンピュータにサブスクリプションを再割り当てするのは実用的ではありません。初期シードをやり直す(新しいライセンスが必要です)か、非常に大きなバックアップをインターネット経由で転送する必要があります。
以前作成されたバックアップは、すべてそのまま残されます。これらは、必要に応じて手動で削除できます。ただし、バックアップをサブスクリプションから削除できるのは、サブスクリプションが割り当てられているコンピュータに限られます。この例では、次のオプションを選択できます。
再割り当て前
「コンピュータ 1」を使用してバックアップを「サブスクリプション 1」から削除します(コンピュータが使用可能で稼動している場合)。「コンピュータ 2」を使用してバックアップを「サブスクリプション 2」から削除します。
再割り当て後
「コンピュータ 2」を使用してバックアップを「サブスクリプション 1」から削除します。このサブスクリプションをその他のコンピュータに割り当てていない限り、「サブスクリプション 2」からバックアップを削除することはできません。