サポートされるロケーション
次のロケーションからバックアップをコピーまたは移動できます。
- 固定ドライブ上のローカル フォルダ
- ネットワーク フォルダ
- FTP または SFTP サーバー
- Acronis Backup ストレージ ノード
- Acronis Secure Zone
次のロケーションにバックアップをコピーまたは移動できます。
- 固定ドライブ上のローカル フォルダ
- ネットワーク フォルダ
- FTP または SFTP サーバー
- Acronis Backup ストレージ ノード
- テープ デバイス
- Acronis Cloud Storage
- 固定ドライブ モードで使用されるリムーバブル デバイス(バックアップ計画を作成するときにリムーバブル デバイス モードを選択します)。
次のロケーションにコピーまたは移動されたバックアップは、元のロケーションに残っているバックアップからは独立しています。また、その反対の場合もバックアップは独立しています。他のロケーションにアクセスすることなく、すべてのバックアップからデータを復元できます。
制限事項
- 光学ディスク(CD、DVD、ブルーレイ ディスク)との間でのバックアップのコピーまたは移動はサポートされていません。
- リムーバブル メディア モードで使用されるリムーバブル デバイスとの間でのバックアップのコピーまたは移動はサポートされません。
- Acronis Backup ストレージ ノードからローカル フォルダへのバックアップのコピーまたは移動はサポートされていません。ローカル フォルダは、バックアップを作成したエージェントがインストールされているコンピュータ上のフォルダを意味します。
- テープ デバイスと Acronis Cloud Storage は、最終的なロケーションとしてのみ使用できます。それらのロケーションからバックアップをさらにコピーまたは移動することはできません。
- 同じロケーションを複数回指定することはできません。たとえば、あるフォルダから別のフォルダにバックアップを移動してから、元のフォルダに戻すことはできません。
操作を実行するコンピュータ
任意のロケーションからのバックアップのコピー、移動、または削除は、バックアップを作成したエージェントによって開始され、実行されます。
- ロケーションが管理対象格納域でない場合、そのエージェントによって実行されます。
- ロケーションが管理用格納域である場合、対応するストレージ ノードによって実行されます。ただし、管理対象の格納域からクラウド ストレージへのバックアップのコピーまたは移動は、バックアップを作成したエージェントによって実行されます。
以上の説明から分かるとおり、操作が実行されるのは、エージェントが存在するコンピュータの電源がオンになっている場合のみです。操作がスケジュールされている場合、そのスケジュールでは、そのコンピュータの日付時刻が使用されます。
管理対象格納域間でのバックアップのコピーおよび移動
1 つの管理対象格納域から別の管理対象格納域へのバックアップのコピーまたは移動は、ストレージ ノードによって実行されます。
ターゲットの格納域が重複除外格納域である場合(異なるストレージ ノード上に存在する可能性があります)、ソース ストレージ ノードは、ターゲットの格納域に存在しないデータのブロックのみを送信します。言い換えると、エージェントと同じように、ストレージ ノードがソースでの重複除外を実行します。これにより、地理的に離れたストレージ ノード間でデータをレプリケートするときにネットワーク トラフィックが節約されます。