Acronis Secure Zoneの操作

Acronis Secure Zoneの作成

• Acronis セキュア ゾーンをローカル コンピュータのディスク 2 に作成します。--asz_size パラメータが指定されていないので、Acronis セキュア ゾーンはデフォルトのサイズで作成されます。デフォルトのサイズは、最大（すべての未割り当て領域）と最小（約 50 MB）の平均値です。

  acrocmd create asz --disk=2

• サイズが 500 MBの Acronis セキュア ゾーンをローカル コンピュータのディスク 1 に作成します。未割り当て領域が不足している場合、そのディスクの 2 番目のボリュームから領域が取得されます。

  acrocmd create asz --disk=1 --volume=1-2 --asz_size=500

• サイズが 20 GB の Acronis セキュア ゾーンをリモート コンピュータのディスク 1 に作成します。

  acrocmd create asz --host=192.168.1.2 --credentials=john,pass1 --disk=1 --asz_size=20gb

Acronis Secure Zone のサイズ変更

• Acronis Secure Zone のサイズおよび空き領域をギガバイト単位で表示します。

  acrocmd resize asz --size_measure=gb

• ローカル コンピュータ上で Acronis Secure Zone を拡大します（現在のサイズが 10 GB より小さいと仮定します）。Acronis Secure Zone はディスク 1 上にあります。そのディスクの未割り当て領域が十分でない場合、領域はそのディスクの 2 番目のボリュームから取得されます。コマンド出力には、結果的なサイズと空き領域がギガバイト単位で含まれます。

  acrocmd resize asz --asz_size=10gb --volume=1-2 --size_measure=gb

• リモート コンピュータ上で Acronis Secure Zone を縮小します（現在のサイズが 10 GB より大きいと仮定します）。--volume パラメータが指定されないので、空き領域は未割り当てになります。また、--size_measure パラメータが指定されないので、コマンド出力には結果的なサイズと空き領域がメガバイト単位で含まれます。

  acrocmd resize asz --host=192.168.1.2 --credentials=john,pass1 --asz_size=10gb

Acronis セキュア ゾーンのクリーンアップ

• ローカル コンピュータ上の Acronis セキュア ゾーンをクリーンアップします。クリーンアップ操作により、停電などが原因で破損したバックアップが削除されます。

  acrocmd cleanup asz

• リモート コンピュータ上の Acronis セキュア ゾーンをクリーンアップします。

  acrocmd cleanup asz --host=srv1 --credentials="srv1\AMS user",pass1 --service=ams --address=192.168.1.2

Acronis セキュア ゾーンの削除

• ローカル コンピュータの Acronis セキュア ゾーンに保存されたアーカイブの最新のバックアップを削除します。

  acrocmd delete asz_files --credentials=asz_pass --arc=my_archive --password=123

Acronis セキュア ゾーンの削除

• ローカル コンピュータから Acronis セキュア ゾーンを削除します。解放される領域は、ディスク 1（Acronis セキュア ゾーンが置かれるディスク）の最初のボリュームに追加されます。

  acrocmd delete asz --volume=1-1

• リモート コンピュータから Acronis セキュア ゾーンを削除します。解放される領域は未割り当てになります。

  acrocmd delete asz --host=srv1 --credentials="srv1\AMS user",pass1 --service=ams --address=192.168.1.2