グループ ポリシー オブジェクトの設定
ドメイン全体またはドメインの組織単位(OU)にエージェントデプロイ用のグループ ポリシー オブジェクト(GPO)を設定する手順は、次のとおりです。エージェントは、ドメインまたは組織単位(OU)のメンバである各コンピュータで Windows が起動すると直ちにそのコンピュータインストールされます。
前提条件
ドメイン管理者としてドメイン コントローラにログオンする。ドメインに複数のドメイン コントローラがあるときは、ドメイン管理者としていずれかのドメインにログオンします。 ある組織単位(OU)へのエージェントのデプロイを計画している場合は、その組織単位(OU)がドメイン内に存在しているようにする。 「エージェントのデプロイの準備 」で説明した手順を完了してください。 手順 1: グループ ポリシー オブジェクトの作成
[スタート] メニューで、[管理ツール] をポイントしてから、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] (Windows Server 2003)または [グループ ポリシーの管理] (Windows Server 2008、Windows Server 2012、Windows Server 2016)をクリックします。Windows Server 2003 の場合:ドメイン名または組織単位(OU)名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。ダイアログ ボックスで、[グループ ポリシー] タブをクリックし、[新規] をクリックします。 Windows Server 2008、Windows Server 2012、Windows Server 2016:
ドメイン名または組織単位(OU)名を右クリックし、[このドメインに GPO を作成し、このコンテナにリンクする] をクリックします。 新しいグループ ポリシー オブジェクトに Acronis エージェント という名前を付けます。 同様に別のグループ ポリシー オブジェクトを Acronis コア という名前で作成します。 一覧内で Acronis エージェント オブジェクトが Acronis コア オブジェクトより上位にあることを確認します。 手順 2: エージェントのグループ ポリシー オブジェクトの設定
Acronis エージェント グループ ポリシー オブジェクトを編集するために、次の手順に従って開きます。グループ ポリシー オブジェクト エディタスナップインで、[コンピュータ構成] を展開します。 Windows Server 2003およびWindows Server 2008:Windows Server 2012およびWindows Server 2016:
[ポリシー] > [ソフトウェア設定] を展開します。 [ソフトウェア インストール] を右クリックし、[新規作成] をポイントし、[パッケージ] をクリックします。以前に作成した共有フォルダにあるエージェントのインストール パッケージを選択し、[開く] をクリックします。 [ソフトウェアのデプロイ] ダイアログ ボックスで、[詳細設定] をクリックし、[OK] をクリックします。エージェントを再インストールまたはアップデートする場合は、この手順をスキップしてください。エージェントをインストールする場合は、次の手順を実行します。
[変更] タブで [追加] をクリックし、以前に作成したトランスフォームを選択します。トランスフォーム ファイルは、AcronisAgentWindows.mst という名前で、エージェントのインストール パッケージと同じフォルダにあります。 [OK] をクリックして、[ソフトウェアのデプロイ] ダイアログ ボックスを閉じます。手順 3: エージェント コア コンポーネントのグループ ポリシー オブジェクトの設定
Acronis コア グループ ポリシー オブジェクトを編集するために、次の手順に従って開きます。グループ ポリシー オブジェクト エディタスナップインで、[コンピュータ構成] を展開します。 Windows Server 2003およびWindows Server 2008:Windows Server 2012およびWindows Server 2016:
[ポリシー] > [ソフトウェア設定] を展開します。 [ソフトウェア インストール] を右クリックし、[新規作成] をポイントし、[パッケージ] をクリックします。以前に作成した共有フォルダにある AcronisAgentCore.msi インストール パッケージを選択し、[開く] をクリックします。 [ソフトウェアのデプロイ] ダイアログ ボックスで、[詳細設定] をクリックし、[OK] をクリックします。エージェントを再インストールまたはアップデートする場合は、この手順をスキップしてください。エージェントをインストールする場合は、次の手順を実行します。
[変更] タブで [追加] をクリックし、以前に作成したトランスフォームを選択します。トランスフォーム ファイルは、AcronisAgentCore.mst という名前で、コンポーネントのインストール パッケージと同じフォルダにあります。 [OK] をクリックして、[ソフトウェアのデプロイ] ダイアログ ボックスを閉じます。