ディスクの初期化

新しいディスクをコンピュータに追加すると、Acronis Disk Director Lite は構成変更を認識し、追加されたディスクをスキャンして、ディスクとボリュームの一覧に表示します。ディスクがまだ初期化されていない場合、またはファイル システムが認識できない場合、そのディスクにはプログラムをインストールすることもファイルを保存することもできません。

Acronis Disk Director Lite は、ディスクがシステムで使用できないこと、および初期化する必要があることを検出します。[ディスクの管理] ビューは、新たに検出したハードウェアを、淡色表示のアイコンを持つ灰色のブロックで表示し、ディスクがシステムで使用できないことを示します。

ディスクを初期化する必要がある場合の手順は、次のとおりです。

  1. 初期化するディスクを選択します。
  2. 選択したボリュームを右クリックして、コンテキスト メニューで [フォーマット] をクリックします。ディスク番号、容量、および状態などの基本ハードウェア詳細を提供する [ディスクの初期化] ウィンドウが表示されるため、可能な処理を選択するのに役立ちます。
  3. このウィンドウでは、ディスク パーティション スキーム(MBR または GPT)、およびディスクの種類(ベーシックまたはダイナミック)を設定できます。新しいディスクの状態は、コンソールの [ディスクの管理] ビューに図表形式で直ちに表示されます。
  4. [OK] をクリックすると、ディスクの初期化が保留中の操作に追加されます。

(保留中の処理を実行するには、その処理をコミットする必要があります。保留中の処理をコミットせずにプログラムを終了すると、操作を事実上キャンセルすることになります。)

初期化後、すべてのディスク領域はまだ未割り当てで、プログラムのインストールやファイルの保存には使用できません。使用できるようにするには、通常どおり [ボリュームの作成] 操作に進みます。

ディスク設定を変更するには、標準の Acronis Disk Director Lite ディスク ツールを使用して後から変更できます。