テープ プール
バックアップソフトウェアでは、テープの論理グループであるテープ プールが使用されます。事前定義されたテーププールには、認識されないテープ、インポートされたテープ、空きテープ、Acronisがあります。また、独自のカスタム プールを作成することができます。
Acronisプールとカスタムプールはバックアップロケーションとしても使用できます。
事前に定義されたプール
認識されないテープ
このプールは、サードパーティ製のアプリケーションによって書き込まれたテープで構成されます。このようなテープに書き込むには、テープを空きテーププールに明示的に移動する必要があります。このプールから空きテーププール以外のプールにテープを移動することはできません。
インポートされたテープ
このプールは、別のStorage Nodeやエージェントに接続されたテープデバイスのAcronis Cyber Protectによって書き込まれたテープで構成されます。このようなテープに書き込むには、テープを空きテーププールに明示的に移動する必要があります。このプールから空きテーププール以外のプールにテープを移動することはできません。
空きテープ
このプールは、空き(空の)テープで構成されます。他のプールからこのプールにテープを手動で移動できます。
テープを [空きテープ] プールに移動すると、テープが空にされます。テープにバックアップが含まれている場合は、アイコンが表示されます。そのテープの上書きが開始されると、バックアップに関連したデータがデータベースから削除されます。
Acronis
独自のプールを作成しない場合に、バックアップ用にデフォルトで使用されるテーププールです。通常、このプールは、少数のテープが存在する 1 つのテープ ドライブに適用されます。
カスタム プール
別のデータを個別にバックアップする場合は、複数のプールを作成する必要があります。たとえば、次のような場合にカスタム プールを作成します。
- 社内の他の部門とは別にバックアップを実行する
- 他のコンピュータとは別にバックアップを実行する
- システム ボリュームとユーザー データのバックアップを別個に実行する