バックアップストレージ
ストレージタブでは、オフラインワークロードのバックアップ、Cyber Protectコンソールで登録されていないワークロードのバックアップ、Microsoft Azure などパブリッククラウドへのバックアップなどすべてのバックアップにアクセスできます。
バックアップはバックアップアーカイブに整理されます。アーカイブは次のテンプレートに従って名前が付けられます。
<workload name> - <protection plan name>
次のアーカイブは孤立しています。
- 保護計画またはクラウドバックアップ計画に関連付けられていないアーカイブ。
- 登録されたワークロードに関連付けられていないアーカイブ。
孤立したバックアップはストレージスペースを使用し、それに応じて請求書が発行されます。
バックアップが共有ロケーション(SMB 共有や NFS 共有など)に保管されている場合、そのロケーションの読み取り許可を持つすべてのユーザーがそのバックアップを表示できます。バックアップを保管するロケーションの読み取り許可を制限することをお勧めします。
クラウドストレージでは、バックアップへのアクセスはユーザーロールによって異なります。
- 管理者ロールのアカウントは、テナントまたはユニット内のすべてのバックアップにアクセスできます。
- ユーザーロールのアカウントは、自分のバックアップにのみアクセスできます。
保護計画で使用されるバックアップロケーションは、バックアップストレージタブに自動的に追加されます。クラウドツークラウドバックアップは、バックアップストレージ > クラウドアプリケーションバックアップに表示されます。
バックアップロケーション(クラウドストレージを除く)は、コンソールからそのロケーションにバックアップされているすべてのワークロードが削除されると、バックアップストレージCyber Protectタブから消えます。このロケーションへの新しいバックアップが行われると、ロケーションは再度追加され、そのロケーションに保管されているすべてのバックアップが含まれます。
バックアップロケーションは手動で追加できます。たとえば、USBメモリや外部ハードディスクなどです。
バックアップロケーションを手動で追加するには
- Cyber Protectコンソールにログインします。
- バックアップストレージ タブに移動して、ロケーションの追加をクリックします。
-
ストレージの種類を選択します。
- ローカルフォルダ
- ネットワークフォルダ
- Secure Zone
- NFSフォルダ
- パブリッククラウド
- 設定を確認し、完了をクリックします。
バックアップロケーションをリフレッシュするには
手動でバックアップを追加または削除した場合は、ロケーションをリフレッシュして、Cyber Protectコンソールと変更を同期する必要があります。
- Cyber Protectコンソールにログインします。
- バックアップストレージタブに移動し、バックアップのロケーションを選択します。
- [クラウドアプリケーションのバックアップには適用されません] 参照元のマシンで、オンラインマシンを選択します。
- [アクション] ペインで、[更新] をクリックします。
バックアップアーカイブをフィルタリングするには
- Cyber Protectコンソールにログインします。
- バックアップストレージタブに移動し、バックアップのロケーションを選択します。
- メイングリッドで、ギアアイコンをクリックし、表示する列を有効にします。
- バックアップをフィルタリングするには、列名をクリックします。
- Cyber Protectコンソールにログインします。
-
バックアップストレージタブに移動し、バックアップのロケーションを選択します。
アクセスできるバックアップのみが表示されます。
-
[クラウドアプリケーションのバックアップには適用されません] 参照元のマシンで、オンラインマシンを選択します。
一部のバックアップにアクセスするには、特定のエージェントが必要です。たとえば、SQL データベースのバックアップを参照するには、エージェント for SQL が実行されているマシンを選択する必要があります。
プロテクション エージェント (参照元のマシン) がインストールされているマシンは、物理マシンのバックアップの既定の復元先です。このバックアップを別のマシンに復元する場合は、参照元のマシン でそのマシンを選択します。
- データの復元元のアーカイブを選択します。
- [バックアップの表示] をクリックします。
- バックアップ(リカバリポイント)を選択します。