計画の把握

一部の機能が利用できるかどうかは、アカウントで有効になっている提供項目によって異なります。

計画とは、ワークロードのバックアップ、マルウェアからのワークロードの保護、ワークロードのパフォーマンスの監視など、さまざまな目標を達成するために、1つまたは複数のワークロードに適用できる設定とルールのセットです。

計画は、有効または無効にできるモジュールで構成されています。各モジュールには、特定の機能に関連する設定が含まれています。

作成したすべての計画は、[管理] タブで表示できます。

計画 説明
保護計画

ワークロード上のデータを保護します。

保護計画は以下のモジュールで構成されています。

保護計画の詳細については、保護計画とモジュールを参照してください。

リモート管理計画 管理対象ワークロードのリモートデスクトップ機能とアシスタンス機能を有効化します。詳細については、リモート管理計画を参照してください。
スクリプト計画 複数のワークロードでのスクリプト実行、スクリプトの計画実行、スクリプトの追加設定の構成を有効化します。詳細については、スクリプト計画を参照してください。
計画の監視 管理ワークロードのパフォーマンス、ハードウェア、ソフトウェア、システム、およびセキュリティパラメータを監視します。詳細については、計画の監視を参照してください。
ソフトウェア配置計画 ソフトウェアの配置プロセスを自動化し、管理対象のワークロード全体にわたるソフトウェアの配信に一貫性があることを保証します。
クラウドアプリケーションバックアップ クラウド内で実行され、クラウドストレージをバックアップロケーションとして使用するエージェントにより、クラウド内で実行されているアプリケーションをバックアップします。詳細については、クラウドアプリケーションのバックアップ計画を参照してください。
バックアップスキャンの計画 マルウェア(ランサムウェアを含む)がないか、バックアップをスキャンします。
VMレプリケーション マルウェア(ランサムウェアを含む)がないか、バックアップをスキャンします。詳細については、仮想コンピュータのレプリケーションを参照してください。
ベリファイ バックアップを検証し、バックアップからのデータが復元できることを確認します。詳細については、ベリファイを参照してください。
クリーンアップ 保持ルールに従って期限切れのバックアップを削除します。この計画はエージェントとワークロードにのみ適用され、クラウドツークラウドバックアップには適用されません。詳細については、クリーンアップを参照してください。
VMへの変換

この計画はディスクレベルバックアップにのみ適用されます。

バックアップにシステムボリュームが含まれ、オペレーティングシステムの起動に必要なすべての情報が含まれているか確認します。その場合、生成される仮想マシンはそれ自体で起動できます。詳細については、仮想コンピュータへの変換を参照してください。

バックアップのレプリケーション バックアップを別のロケーションに複製します。詳細については、バックアップのレプリケーションを参照してください。

計画のステータスの監視

保護計画、VMレプリケーション計画などの一部の計画では、クリック可能な色分けステータスバーを使用できます。このステータスバーは、次のように計画に割り当てられたワークロードのステータスを示します。

  • OK(緑)
  • 警告(オレンジ)
  • エラー(赤)
  • 計画が実行中(青)
  • 計画が無効(グレー)

ステータスバーのセクションをクリックすると、そのステータスのマシンの数が表示されます。

ワークロードに適用された計画のステータスが、ワークロードのステータスと一致しない場合があります。たとえば、ワークロードに保護計画を正常に適用できた場合、そのステータスは [OK](緑)になりますが、同時に、ワークロードがオフラインになっている場合、[デバイス] タブのステータスは赤になります。