ユーザー向け通知設定の変更

ユーザーが作成されたテナントで Cyber Protection サービスが有効になっている場合、ユーザーが受信する通知をEメールで受信するかどうかを構成できます。

ユーザーへの通知を構成するには

  1. My Company(自分の会社) > ユーザー に移動します。

  2. 通知を構成するユーザーをクリックし、サービスタブのEメール通知セクションで鉛筆アイコンをクリックします。

  3. 有効にするEメール通知のチェックボックスを選択します。

    通知 説明
    メンテナンスに関する通知 パートナーユーザー、子テナント(パートナー、カスタマー)、および個人ユーザーへの、Cyber Protectデータセンターで予定されているメンテナンスアクティビティに関する通知です。この通知は、パートナーユーザーが子テナントに対して、またパートナーユーザーまたは企業管理者が組織内の個人ユーザーに対して有効にすることができます。
    クォータの超過に関する通知 クォータの超過に関する通知です。
    定期使用状況レポート 毎月の最初の日に送信される、使用状況レポートです。
    URLブランディング通知 Cyber Protect CloudサービスのカスタムURLに使用されている証明書の有効期限が近づいていることを通知します。この通知は、選択したテナントの全管理者に、証明書有効期限の30日前、15日前、7日前、3日前、1日前に送信されます。
    本番切り替えまでのカウントダウン通知 トライアルの有効期限が切れる10日前と3日前に送信されるカスタマーのトライアルの有効期限切れに関する通知です。
    本番モードのアクティベーション通知 本番モードのアクティベーションに関する通知です。
    失敗に関する通知 保護計画の実行結果および各デバイスのディザスタリカバリ操作の結果に関する通知です。
    警告通知 保護計画の実行結果および各デバイスのディザスタリカバリ操作の結果に関する通知です。
    成功の通知 保護計画の実行結果および各デバイスのディザスタリカバリ操作の結果に関する通知です。
    アクティブアラートの日次概要 日時概要は、概要の生成時にCyber Protectコンソールに表示されるアクティブアラートのリストに基づいて生成されます。この概要は1日1回、10:00から23:59(UTC)の間に生成され、送信されます。 レポートが生成されて送信される時刻は、データセンターのワークロードによって異なります。当該時刻の時点でアクティブアラートがない場合、概要は送信されません。概要には、有効でない過去のアラートに関する情報は含まれません。たとえば、ユーザーがバックアップの失敗に気づいてアラートを消去した場合や、バックアップを再試行して概要が生成される前に成功した場合には、アラートは表示されず概要にも含まれません。
    デバイス制御通知 デバイス制御モジュールを有効にした保護計画において、制限対象の周辺デバイスやポートの使用が試行されたことに関する通知です。
    新たに検出されたデバイスに関する通知 新しく検出されたデバイスに関する通知です。これらの通知は毎週月曜日と木曜日に送信されます。
    復元通知

    次のリソースに対する復元アクションの通知: ユーザーのEメールメッセージとメールボックス全体、パブリックフォルダ、OneDrive/GoogleDrive(OneDrive全体とファイルまたはフォルダ)、SharePointファイル、Teams(チャネル、チーム全体、Eメールメッセージ、チームサイト)。

    これらの通知に関連する処理では、次のアクションが復元アクションとみなされます: Eメールとして送信、ダウンロード、または復元操作の開始。

    データ漏洩防止通知 ネットワーク上のこのユーザーのアクティビティに関連するデータ漏洩防止アラートの通知です。
    セキュリティインシデントの通知

    アクセス時、実行時、およびオンデマンドのスキャンで検出されたマルウェアや、振る舞い検知エンジンおよびURLフィルタリングエンジンからの検出結果を通知します。

    [軽減済み] オプションと [軽減されていない] オプションの2種類があります。これらのオプションは、Endpoint Detection and Response(EDR)インシデントアラート、脅威フィードからのEDRアラート、個別アラート(EDRが有効になっていないワークロードの場合)に適しています。

    EDRアラートが作成されると、関連するユーザーにEメールが送信されます。インシデントの脅威ステータスが変更されると、新しいEメールが送信されます。Eメールにはアクションボタンが含まれており、ユーザーがインシデントの詳細(軽減された場合)を表示したり、インシデントを調査および修正したり(軽減されなかった場合)できるようになっています。

    インフラの通知 Disaster Recoveryインフラの問題に関する通知: Disaster Recoveryインフラが利用できない場合、またはVPNトンネルが利用できない場合。
VMware Cloud Director ユーザーは、クォータの超過通知、スケジュールされた使用状況レポート(そのようなレポートが組織に対して設定されている場合)、およびアクティブアラートに関する日次要約を受信できます。

通知タイプとユーザーロールごとのデフォルトの通知設定を有効化

デフォルトで有効または無効になる通知は、通知タイプとユーザーロールによって異なります。

通知タイプ¥ユーザーロール カスタマー、ユニット管理者(セルフサービス) カスタマー、ユニット管理者(サービスプロバイダーによる管理)
メンテナンスに関する通知 いいえ いいえ
クォータの超過に関する通知 はい いいえ
定期使用状況レポート通知 はい いいえ
URLブランディング通知 いいえ いいえ
失敗に関する通知 いいえ いいえ
警告通知 いいえ いいえ
成功の通知 いいえ いいえ
アクティブアラートの日次概要 はい いいえ
デバイス制御通知 いいえ いいえ
復元通知 いいえ いいえ
データ漏洩防止通知 いいえ いいえ
セキュリティインシデント通知: 軽減済み いいえ いいえ
セキュリティインシデント通知: 軽減されていない いいえ いいえ
インフラストラクチャの通知 いいえ いいえ

デバイスタイプとユーザーロールごとにデフォルトで有効になっている通知

デバイスの種類\ユーザーロール ユーザー カスタマー管理者
自身のデバイスに関する通知 はい はい
組織内のすべてのデバイスに関する通知 使用不可 はい
Microsoft 365、Google Workspace、およびその他のクラウドベースのバックアップに関する通知 使用不可 はい