ビジネス継続性およびディザスタリカバリ(BCDR)ソリューション

ビジネス継続性およびディザスタリカバリ(BCDR)ソリューション

ビジネス継続性およびディザスタリカバリ(BCDR)ソリューションにより、サイバー攻撃、システム障害、人的ミス、インフラ障害などによって通常業務が中断した場合でも、重要な業務を継続できるよう支援します。アクロニスは、インシデントの検知から影響の封じ込め、復旧リソースの起動、システムとデータの復元までを支援し、ダウンタイムを最小限に抑えます。

ビジネス継続性およびディザスタリカバリ(BCDR)とは何ですか?

ビジネス継続性とは、業務が中断した場合でも、その間および中断後に組織の重要な機能を継続できる能力を指します。ビジネス継続性およびディザスタリカバリ(BCDR)戦略では、プロセス、テクノロジー、事前定義した対応を組み合わせることで、環境の一部が利用できない状況でも業務を継続できるようにします。
業務を継続する

業務を継続する

影響を受けたシステムを隔離し、バックグラウンドで復元しながら、重要なサービスを利用可能な状態に維持します。
被害の拡大を抑制または封じ込める

被害の拡大を抑制または封じ込める

障害を早期に検知して隔離し、1つの障害がビジネス全体に波及するのを防ぎます。
安心して復旧する

安心して復旧する

通常の業務を再開する前に、データとシステムを既知の正常な状態に復元し、検証します。

ダウンタイムには大きなコストがかかり、業務の中断は常に起こり得る

現代の業務運営は、複数の要因によって同時に障害が発生する可能性のあるシステムに依存しています。BCDRプランがなければ、1つのインシデントによって収益が途絶え、顧客がサービスを利用できなくなり、社内チームの業務が数時間から数日間にわたって停滞する可能性があります。

  • サイバー攻撃

    サイバー攻撃

    ランサムウェアや侵入によってデータが暗号化・破壊され、システムが強制的にオフラインへ追い込まれます
  • システム障害

    システム障害

    クラウド、ネットワーク、または電源の停止により、アプリケーションやデータへのアクセスが遮断されます。
  • 人的エラー

    人的エラー

    誤った削除や設定ミスによってデータが破損し、ワークフローが中断されます。
  • インフラの障害

    インフラの障害

    ハードウェア、ストレージ、仮想化環境の障害によって、本番環境のワークロードが停止します。
  • 59%
    2023年にランサムウェアに攻撃された企業の割合
    出典: Spacelift、2025年
  • 24日間
    サイバー攻撃後に組織が直面する平均ダウンタイム
    出典: Spacelift、2025年
  • $9,000
    多くの企業における、ダウンタイム1分あたりの最大コスト
    出典: DotSecurity、2024年

BCDRプロセスが業務を継続させる仕組み

効果的なビジネス継続性およびディザスタリカバリのプロセスは、5つの明確なフェーズで構成されます。各フェーズは、棚に放置されたままの文書ではなく、チームが実際に実行する具体的な取り組みです。これらが一体となることで、重要業務の稼働を維持し、その他の業務も復元させることができます。

  • 検知および評価

    業務の中断が発生した瞬間から、BCDRプロセスが始まります。監視ツールや担当者が障害を早期に検知し、影響範囲を迅速に評価します。どのシステムが影響を受けているのか、どの業務が停止しているのか、そしてどれだけ迅速に対応する必要があるのかを把握します。
  • 封じ込めおよび隔離

    問題が拡大する前に、影響を受けたシステム、リージョン、プロセスを隔離します。これにより、被害の拡大を最小限に抑え、稼働を続けているシステムや業務を保護します。
  • 起動および維持

    脅威を封じ込めた後は、業務をバックアップシステム、冗長構成、縮退運転のワークフローなどの代替リソースに切り替えます。これにより、インシデント対応中でも重要な業務を継続できます。
  • 復旧および検証

    安全が確認されたら、クリーンなバックアップからシステムとデータを復元し、本番環境に戻す前に整合性と機能を検証します。これにより、安心して業務を再開できます。
  • 再開および改善

    最後に、ワークロードをプライマリシステムに戻し、通常業務を管理された手順に沿って再開します。その後、インシデントによって明らかになった課題を解決するために、BCDRプランをアップデートします。

BCDRソリューションが各種障害にどのように対応するか

同じBCDRプロセスでも、さまざまなイベントに対応できます。以下の表では、検知、封じ込め、ビジネス継続性の発動がどのように実行され、どのような結果につながるのかを示します。

業務中断の種類
検知
封じ込め
ビジネス継続性の発動
結果
ランサムウェア攻撃
セキュリティアラートが悪意のあるアクティビティを特定する
感染したシステムは拡散を防ぐために隔離される
クリーンな環境がバックアップから復元される
身代金を支払うことなく業務が再開される
クラウドの障害
監視ツールがサービス障害を検知する
影響を受けたリージョンが隔離される
トラフィックがセカンダリインフラまたはセカンダリリージョンに切り替わる
サービスは最小限のダウンタイムで引き続き利用可能
人的エラー
データの不整合または障害が特定される
影響を受けたデータセットが隔離され、拡大が防がれる
以前のデータバージョンがバックアップから復元される
システム全体をロールバックすることなく、業務が継続される
ITインフラの障害
ハードウェアまたはシステム障害のアラートが発報される
障害が発生しているコンポーネントが隔離される
ワークロードがバックアップシステムや代替環境に移行される
社内業務が迅速に復元される

主要なBCDRメトリクス: RTO、RPO、MTD、MTO

ビジネス継続性は測定できます。これら4つの目標によって、どれだけ迅速に復旧する必要があるか、どの程度のデータ損失まで許容できるかを定め、各機能のビジネス上の優先順位に従って設定します。
  • RTO

目標復旧時間

インシデント発生後にシステムを復旧するまでの目標時間です。オンラインストアでは数時間以内の復旧が求められる一方、社内向けレポートアプリでは、より長い時間を許容できる場合があります。
  • RPO

目標復旧時点

失われても事業に致命的な影響がないと判断できるデータ量の最大許容範囲を時間単位で表します。
  • MTD

最大許容停止時間

損害が修復不可能になる前に、システムが停止状態でいられる最長時間。
  • MTO

最大許容中断時間

代替プロセスが引き継ぐ前に、特定の業務に対して許容される中断の時間枠。

ITサービス事業者から中小企業、大企業まで、あらゆる組織に対応するBCDRソリューション

同じ5つのフェーズでも、誰が実行するかによって、その価値は異なります。ここでは、それぞれの対象に合わせたBCDR計画の具体例を紹介します。
マネージドサービスプロバイダー

マネージドサービスプロバイダー

  • 1つのコンソールからマルチテナント環境全体でSLAに基づくビジネス継続性を提供します。
  • 他の顧客に影響を与えることなく、個々の顧客を隔離して復旧します。
  • ランブックを標準化し、すべてのアカウントで同じBCDRプランを展開します
中小および中堅企業向けIT

中小および中堅企業向けIT

  • 少人数のチームでも、1つのプラットフォームでエンタープライズグレードのBCDRプランを実行します。
  • 専門スタッフがいなくても、ランサムウェアやハードウェア障害から復旧します。
  • バックアップ、フェイルオーバー、復旧を自動化し、手動対応を最小限に抑えます。
エンタープライズITとリスク管理を担うリーダー

エンタープライズITとリスク管理を担うリーダー

  • 分散環境やハイブリッドインフラ全体に一貫したプランを適用します。
  • NISTやISO 22301などのフレームワークにビジネス継続性を整合させます。
  • 検証された復旧結果を基に、取締役会へ測定可能なレジリエンスを提示します。

アクロニスがBCDR戦略を支援する方法

監視、バックアップ、セキュリティ、復旧を別々のツールで管理していては、ビジネス継続性を維持することは困難です。アクロニスは、これらの機能をネイティブに統合した1つのBCDRソリューションに集約し、BCDR戦略を実行しやすくするとともに、運用の複雑さを軽減し、業務中断からの迅速な復旧を支援します。

拡張性の高いマネージドサービスとしてBCDRを提供する

1社のビジネスを保護するだけでも容易ではありません。数十社、数百社の顧客を保護するには、一貫したプロセス、一元的な可視性、自動化が欠かせません。アクロニスなら、1つのプラットフォームからサービス提供を標準化し、顧客のインシデントを隔離しながら、復旧目標の達成を支援できます。
  • 業務を集中管理: 1つのコンソールからすべての顧客環境にわたるバックアップ、ディザスタリカバリ、サイバーセキュリティ、エンドポイントを一元管理します。
  • すべてのテナントを保護: 脅威を早期に検知し、影響を受けたワークロードを隔離し、他の顧客に影響を与えることなく、個々の顧客を復旧します。
  • サービス提供を自動化: ポリシーベースの保護、自動化された復旧ワークフロー、一元化されたランブックを使用して、手動作業を減らし、一貫したサービス提供を実現します。
  • 復旧およびSLA目標を達成: 復旧の準備状況を監視し、バックアップを検証するとともに、統合レポートを通じて顧客とのSLAを満たしていることを示します。
拡張性の高いマネージドサービスとしてBCDRを提供する

1つのプラットフォームでビジネス継続性を維持

ビジネス継続性は、バックアップだけに依存するものではありません。アクロニスはサイバーセキュリティ、データ保護、ディザスタリカバリ、エンドポイント管理を組み合わせ、組織が重要な業務を維持し、確実に復旧できるよう支援します。
  • 特定および準備: 運用リスクを評価し、RTOやRPOなどの復旧目標を定義するとともに、不変バックアップを維持して、クリーンな復旧時点を常に利用できるようにします。
  • 保護および検知: 標準搭載されたマルウェア対策、EDR、XDRにより、エンドポイント、ワークロード、メール、クラウド環境を継続的に監視し、脅威を早期に特定し封じ込めます。
  • 対応および復旧: クラウドディザスタリカバリ、自動フェイルオーバー、迅速な復旧機能によって、クリーンなシステムを復元し、運用のダウンタイムを最小限に抑えます。
  • 管理および改善: 保護、セキュリティ、復旧、レポートを一元管理して、運用を簡素化するとともに、レジリエンスを強化し、BCDR戦略を継続的に改善します。
1つのプラットフォームでビジネス継続性を維持

ビジネス継続性戦略を強化する

アクロニスがサイバーセキュリティ、データ保護、ディザスタリカバリ、エンドポイント管理を統合して、運用の継続と業務中断からの迅速な復旧を支援する方法をご覧ください。

信頼されるアクロニス

  • 信頼されるアクロニス
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  • 信頼されるアクロニス

現実世界におけるビジネス継続性

障害発生時でも業務継続を実現している、実際のアクロニス顧客とパートナー
  • Technotic、ダウンタイムゼロ復旧を実現
    金融サービス

    Technotic、ダウンタイムゼロ復旧を実現

    「アクロニスの復旧機能のおかげで、翌朝には代替コンピューターを用意して対応できました。お茶がこぼれる前とまったく同じ状態に復旧できたのです。お客様にダウンタイムは一切発生せず、業務への影響がなかったことをメールでお知らせするだけでした。アクロニスがなければ、これほどスムーズな対応はできなかったでしょう」

  • Cintech、顧客基盤を3倍に拡大
    ディザスタリカバリ

    Cintech、顧客基盤を3倍に拡大

    「アクロニスを導入して以来、同じリソースのままで顧客基盤を3倍に拡大できました。このプラットフォームは設定が容易で迅速なデータ復旧を提供するため、効率的なスケールアップが可能になっています」

  • Diamatix、製造環境を保護
    製造業

    Diamatix、製造環境を保護

    「電力が止まることもあります。予期せぬ事態はいつでも起こり得ます。製造業が自然災害に備えるには、別の場所で復旧できる体制を含む、最適なディザスタリカバリ計画が不可欠です。こうした環境では、ディザスタリカバリは選択肢ではなく、必須機能です」

よくあるご質問

ビジネス継続性に関するよくある質問

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