一般的なインストールの構成
Acronis ネットワーク上のマシンにさまざまなコンポーネントと機能を配置するために、Snap Deploy 6 のコンポーネントはさまざまな構成でインストールできます。
-
オフラインイメージングとスタンドアロン配置のみ実行できる最小構成は、次のとおりです。
- 管理コンソール
-
オフラインイメージング、スタンドアロン配置、および OS 配置サーバーを使用したネットワーク配置を行うことができる最小限の構成は、次のコンポーネントからなります。
- 管理コンソール
- ライセンスサーバー
- OS 配置サーバー
ターゲットマシンには、Acronis コンポーネントは必要ありません。
-
(b)で説明した機能にターゲットマシンのネットワーク ブートを追加する構成は、次のとおりです。
- 管理コンソール
- ライセンスサーバー
- OS 配置サーバー
- Acronis PXEサーバー
すべてのコンポーネントを同じコンピュータにインストールすることも、別のコンピュータにインストールすることもできます。ターゲットマシンには、Acronis コンポーネントは必要ありません。
この基本的な構成は、Acronis Snap Deploy 6 の機能がほとんど有効になるので、お勧めです。これが、通常のインストールの構成です。
強力なサーバーへの物理的なアクセスが制限されている場合は、別のコンピュータにコンソールをインストールできます。別の一般的な構成は、次のとおりです。
ワークステーション:
- 管理コンソール
サーバー:
- ライセンスサーバー
- OS 配置サーバー
- Acronis PXEサーバー
一般的には、すべての Acronis サーバーを別々のマシンにインストールできます。この場合は、サーバーを管理するために管理コンソールを個々のサーバーに接続する必要があります。1 台のコンピュータにすべてのサーバーがインストールされている場合は、必要なコンソール接続は 1 つだけです。
ターゲットマシンで PXE がサポートされていない場合は、管理エージェントをインストールしてコンピュータを起動した後で、配置を開始できます。
-
(a)~(c)のいずれかの構成にオンラインイメージング機能およびイメージの整合性のベリファイ機能を追加するには、管理エージェントをインストールします。
オンラインイメージングとは、マスター システムが動作中に(コンピュータを再起動したり、動作を一時停止したりしないで)イメージを作成することです。マスターマシンにインストールされた管理エージェントにコンソールを接続すると、オンラインイメージングをリモートで実行できます。管理エージェントはマスターイメージに含まれ、すべてのターゲットマシンに配置されます。
ただし、マスターイメージに含まれるソフトウェアが多いことは必ずしも合理的ではありません。
マスターイメージの作成には、マスターイメージクリエータというブータブルコンポーネントを使用することをお勧めします。一方で、ネットワーク上に(マスターマシン上でなくても)少なくとも 1 つの管理エージェントがあることは、妥当です。管理エージェントを使用すると、イメージの整合性をベリファイ(チェック)できます。
-
構成(b)または(c)で、ネットワークスイッチの外側の別のサブネットへの配置機能を OS 配置サーバーに追加するには、ターゲットマシンが存在するサブネットの任意のサーバーにAcronis Wake-on-LAN プロキシをインストールします。追加の操作は不要です。
Acronis Wake-on-LAN プロキシは、次の場合にのみインストールしてください。
- 特定のコンピュータ一覧に配置を実行する場合
および
- ターゲットマシンのすべて、または一部が、OS 配置サーバー以外のサブネットに存在している場合。