利用可能なパッチのリストを表示する

承認ステータスが必要になるのは主に自動承認の場合です。

パッチのステータスとして以下のいずれかを定義できます。

• 承認済み - 少なくとも1台のマシンにパッチがインストールされていて、問題のないことが確認されています
• 拒否済み - このパッチは安全ではなく、マシンシステムが破損する危険があります
• 承認待ち - パッチのステータスが不明なので、検証が必要です

• 同意済み
• 同意しない。ライセンス契約に同意しない場合は、パッチのステータスが [拒否済み] になり、そのパッチはインストールされません

パッチの重大度:

• 重大
• 高
• 中
• 低
• なし

パッチの安定性スコアは、パッチをインストールしても安全かどうかを示します。この情報を使用して、パッチのインストール前に潜在的な影響を推定し、パッチが安定しているか、組織に脆弱性をもたらす可能性があるかを判断できます。パッチには、次のいずれかの安定性スコアが付与されます。

• 安定 - パッチに関して、感情分析やその他のデータソースに基づいて報告された問題や懸念がないこと、またはパッチに関する十分なデータがあることを示します。このパッチは、重大なリスクなしに自信を持ってインストールできます。

• 比較的軽度の問題 - 製品の機能や UI に関する問題など、パッチにいくつかの問題が報告されているものの軽微であるため重大ではなく、明確な回避策があることを示します。通常、ほとんどの環境でパッチのインストールを続行できますが、最初に問題を確認する必要があります。

• 注意 - パッチに、システムの不安定化、機能の破損、セキュリティの脆弱性の導入などの重大または広範な問題が報告されていることを示します。この場合は、パッチのインストールを遅らせ、制御された環境で徹底的にテストするか、ベンダーのアップデートを待つ必要があります。

• 重大な問題 - パッチに、システムのクラッシュ、データ損失、重要なアプリケーションの障害など、重大な破壊を引き起こす可能性のある深刻な高影響の問題があることを示します。ベンダーが修正プログラムまたはガイダンスをリリースするまで、このパッチのインストールは避ける必要があります。

この列の値をクリックすると、パッチの概要、潜在的なリスク、統計とメトリクス、特定の構成、インサイトと推奨事項、ユーザーエクスペリエンスなど、パッチに関する次の追加情報を表示できます。

安定性情報は、AI 検索エンジンを使用して、さまざまな外部ソースから収集されます。

パッチのカテゴリ:

• 重要なアップデート - 特定の問題について広くリリースされているフィックス。重要なバグやセキュリティ関連以外のバグに対応しています。
• セキュリティアップデート - 特定の製品について広くリリースされているフィックス。セキュリティの問題に対応しています。
• 定義アップデート - ウイルスなどの定義ファイルのアップデート。
• アップデートロールアップ - Hotfix、セキュリティアップデート、重要なアップデートの累積セット。各種のアップデートをパッケージ化して配置しやすくしたものです。ロールアップは通常、セキュリティなどの特定の分野やInternet Information Services（IIS）などの特定のコンポーネントをターゲットにしています。
• サービスパック - 製品のリリース以降に作成されたすべてのHotfix、セキュリティアップデート、重要なアップデートの累積セット。サービスパックには、カスタマーからのリクエストがあった設計変更や機能が限定的に盛り込まれている場合もあります。
• ツール - タスクの実行に役立つユーティリティや機能。
• 機能パック - 新機能のリリース。通常は、次回のリリース時に製品に組み込まれます。
• アップデート - 特定の問題について広くリリースされているフィックス。重要でないバグやセキュリティ関連以外のバグに対応しています。
• アプリケーション – アプリケーションのパッチ。

マシンにパッチが初めてインストールされた日付