2012年7月11日
プレスリリース

今夏の電力不足に対応する企業 IT の BCP 対策強化を提案

データ重複保存の排除で、IT インフラの節電を可能に
ディザスタリカバリ計画の導入で、計画停電への対応を強化
電力不足への対策を、仮想環境で実行

【2012 年 7 月 11 日付参考資料】

物理環境、仮想環境、クラウド環境に対応し使いやすさを追求したバックアップと復元のソリューションを提供するリーディングカンパニーであるアクロニス社(本社:米国マサチューセッツ州/日本:東京都港区、代表取締役 村上 督、以下:アクロニス)は、今夏予測されている電力不足への対応を強化し、事業継続性を担保するために、企業・組織が各々の IT インフラにおいて、次の BCP 対策を実行することを提案します。

  1. データの重複保存の排除による企業 IT インフラの節電
    日本の企業は世界で最も多くの新しいデータを生成し、バックアップしています。毎日 187 ギガバイト、年間では、67 テラバイトに上ります。(世界平均:110 ギガバイト/日/40 テラバイト/年)*そのデータが社内複数個所で共有、保管されることにより、さらにデータの量が増えていきます。しかし、データの重複除外を実行することにより、データ量を最大 9 割削減できます。企業・組織は、結果として、データを格納する稼働サーバ数、サーバ健全に維持するための運用リソース、ネットワーク帯域の削減が可能になり、企業 IT における節電が期待できます。
  2. ディザスタリカバリ計画の導入による計画停電への対応強化
    2011 年、日本では 9 割の企業がシステムのダウンタイムを経験し、その平均は 2.8 日でした。(世界平均:2.2 日)システムダウンの 27 %は停電により発生しています*。今夏電力需要が厳しい北海道、九州、四国、関西の各電力会社管内(必要に応じて東京電力管内)では、計画停電の運用が実施されます。企業や公共機関では、来たる計画停電の運用に備え、有効なディザスタリカバリの導入が必須となります。
  3. 電力不足への対策を、仮想環境で実行
    企業・組織は、上記記載の電力不足への対策を、仮想環境で実行することにより、その効果を最大化することができます。仮想化の導入は、物理サーバ数やサーバ運用のための空調設備の削減を可能にすることで、企業 IT の電力低減に大きく寄与します。

システムのバックアップソフトを提供するアクロニスは、今夏の電力不足に対応する最も有効かつ効率的な BCP 対策として、データの重複除外、ディザスタリカバリ対策を、仮想環境で実行することを推進しています。

*「アクロニス世界障害復旧評価指標:2012」より抜粋
世界 18 ヶ国、従業員数 1,000 名以下の企業の 6,000 名の IT 管理者に 2011 年 9 月~10 月にかけてバックアップとディザスタリカバリの意識、実施状況について調査を行いました。ダウンロードはこちらから



アクロニスについて:
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています詳細はwww.acronis.comをご参照ください。
プレス連絡先:
Katya Turtseva
VP of Communications