~数分での実装を可能にし、回数無制限の P2V や、Microsoft Exchange にも対応~
【2012 年 4 月 23 日付ニュースリリース】
物理環境、仮想環境、クラウド環境に対応し使いやすさを追求したバックアップと復元のソリューションを提供するリーディングカンパニーであるアクロニス社(本社:米国マサチューセッツ州/日本:東京都港区、代表取締役 村上 督、以下:アクロニス)は、VMware vSphere™ によって構築された小規模仮想環境に特化したバックアップ・リカバリソリューション、「Acronis® vmProtect™ 7」を本日発表し、2012 年 4 月 24 日(火)より提供を開始します。((注) パッケージ版のリリースは、2012 年 5 月 18 日(金)となります。)本製品は、アクロニスのウェブサイト、またはディストリビュータであるソフトバンク BB 株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社、株式会社ネットワールド、および当社製品のリセラー企業を通して販売されます。
アクロニスでは、「Acronis® vmProtect™ 7」を 2012 年 4 月 24 日(火)に開催されます VMware 社主催のパートナー企業向けイベント「VMware Partner Exchange 2012 on Tour 東京」にて、初めて一般公開いたします。
当社が 2011 年 9 月~10 月に 18 ヶ国で実施したバックアップとディザスタリカバリに関する信用度調査によると、2011 年の中堅・中小企業におけるサーバの仮想化率は、全体の30 % でした。2012 年は、仮想化されたサーバの比率は、サーバ全体の35 % になると予想されています。企業は、サーバを仮想化することにより、ビジネスの効率性の向上、また、柔軟かつ迅速なサーバの配置が実現できると回答しています。しかしながら、バックアップ頻度の比較では、仮想サーバの 1/4 は物理サーバと比較するとバックアップ頻度が低いという結果が出ています。例えば、月ごとが 36 %、毎日が 24 %、1 週間ごとが 20 % という結果です。
「Acronis® vmProtect™ 7」は VMware vSphere™ によって構築された小規模仮想環境に特化した製品であり、管理サーバの準備構築などの必要もありません。簡単に導入でき、すぐに仮想マシンのバックアップを開始することができます。本製品は、次の先進機能を提供することで、お客様の VMware vSphere™ 環境の仮想マシンを強力にバックアップ、リカバリいたします。
今回の発表にあたり、VMware 社より次のようなコメントをいただいています。
ヴイエムウェア株式会社 パートナービジネス本部 本部長 中村 共喜氏
「ヴイエムウェア株式会社は、アクロニスの Acronis® vmProtect™ 7 の発表を心より歓迎いたします。中堅・中小企業のお客様においては、日々のビジネスで使用しているアプリケーションの多くが、VMware vSphere™ 上で運用されるようになってきました。アクロニスの vmProtect 7 は両社の共通のお客様に対して、VMware 仮想化環境の素早いバックアップ、容易なリカバリ手法、及びバックアップの効率的な管理を提供し、同時にコスト削減や複雑さの排除を実現できると確信しております。」
「Acronis® vmProtect™ 7」の主な機能
<運用・管理>
1. 簡単インストール、簡単操作
- 数分でインストール完了。操作はすべてウェブブラウザ*から実施。
- バックアップタスクの作成はわずか、4 ステップで完了。仮想マシンの復元も 3 ステップで完了。
2. 無制限 P2V 移行
ブータブルメディアから Windows マシンを起動し、イメージを取得。その後、vmProtect™ 7 の管理画面からイメージを元に仮想マシンを作成することで P2V 移行を実施。P2V の回数制限もない。
<機能性>
3. Always Incremental backup スキーム(日々の増分バックアップと古いデータの整理を高速処理)
バックアップアーカイブサイズの増大を極力抑えると同時に負荷のかかるバックアップ統合を排除する新技術を搭載。日々の増分バックアップと古いデータの整理を高速に処理。
4. 仮想マシンのレプリケーション(複製)
- 1つの画面で、4 つのステップで仮想マシンのレプリケーションスケジュールを作成。2 回目以降は増分データのみコピーして複製。
- フェイルオーバーやフェイルバックにも対応。
5. ESXi ホストのバックアップ
ESXiホストのバックアップを実施。復元時はブータブルメディアを用いて行う。
6. Microsoft Exchange 対応
- バックアップのスケジュール作成時に「Exchange対応バックアップを有効にする」をクリックすることにより、Microsoft Exchange のバックアップが可能に。トランザクションログの切り捨ての選択もできる。
- 復元に関しては、データベース、メールボックス、メールボックス内の特定のコンテンツなど、「アイテム単位」の復元が可能。
*サポートするウェブブラウザ
- Microsoft ® Internet Explorer® 7.0 以降
- Mozilla® Firefox® 3.6 以降
- Apple® Safari® 5
- Google Chrome™ 10.0 以降
- Opera™ 10.0 以降
■ 出荷開始日
- 日本語ライセンス版、オンライン版発売日:2012 年 4 月 24 日(火)
- 日本語パッケージ版発売日:2012 年 5 月 18 日(金)
■ 販売形態と参考価格
- ライセンス版価格:60,000 円(税抜)、オンライン版価格:60,000 円(税抜) (共に1 CPU 1 ライセンス)
- パッケージ版価格:60,000 円(税抜) (1 CPU 1 ライセンス)
(注)※ 価格には消費税が含まれておりません。
■ 販売体制
本製品の販売はディストリビューターであるソフトバンク BB 株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社、株式会社ネットワールド、および各リセラー企業を通して行います。販売価格に関しましては、当社ディストリビューまたはリセラーまでお問い合わせください。
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。
アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています詳細はwww.acronis.comをご参照ください。