2020年6月17日
プレスリリース

在宅勤務時のエンドポイントセキュリティにおける需要急増に対応、Acronis Cyber Protect提供を拡大

Acronis Cyber Protectベータ版リリースにより、IT部門による、あらゆる環境、エンドポイントにおけるデータ保護とサイバーセキュリティ統合の実現を支援

※本リリースは2020年6月15日にスイス・シャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは、2020年6月15日、あらゆるIT部門が入手できるベータ版のリリースを通じて、データ保護、サイバーセキュリティ、エンドポイント統合管理を実現する革新的な主力ソリューション「Acronis Cyber Protect」の提供を拡大することを発表しました。

これまでAcronis Cyber Protectは、クラウドサービスとしてサービスプロバイダーを通じて提供されていましたが、この度、オンプレミスで展開することが可能な製品のベータ版の提供を開始しました。今回のリリースにより、IT部門はこのソリューションの独自の機能をすべての環境にわたり配備し、すべてのデータ、アプリケーション、システムを保護できるようになります。Acronis Cyber Protectは、アクロニスの柔軟なデプロイメントモデルを通じて、エアギャップ環境における需要を満たし、規制が厳しい業界でのネットワークから分離されたローカルデバイスの配備に対応し、また、組織全体でデータ保護とサイバーセキュリティの基準に適合することが求められる企業のリモートワークポリシーを順守できるよう支援します。

アクロニスの創設者兼CEOであるセルゲイ"SB"ベロウゾフ(Serg Bell)は、次のように述べています。「新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、企業に対してリモートワークの導入がより一層求められるようになっています。リモートワークは多くの恩恵をもたらす半面、従業員はサイバー攻撃に対する防御が不十分な自宅のネットワーク環境から所属している企業のデータにアクセスし業務を行うことになるため、企業に保管された重要なデータがリスクにさらされる可能性があります。サードパーティが管理する環境に対応する術として、Acronis Cyber Protectによってこのようなリスクを解消することがすでに確認されています。今回のベータ版リリースにより、さらに多くの組織がデータ、デバイス、インフラストラクチャを保護する方法を選択できるようになります」

ガートナー社による最近の調査では、74 % の組織が一部の従業員を恒久的なリモートワークにシフトさせると回答しています。企業にとって、IT環境を複雑化することなく、IT人材の増強も必要とせずに、実証された包括的なエンドポイントセキュリティを追加できるかどうかが、競争優位性を維持する上で極めて重要な要因になっています。

組み込みのリモートワーク向けアプリケーション保護
この世界的な公衆衛生の危機に直面したことがきっかけで、あらゆる規模の企業でリモートワークへの移行が進んだことにより、働き方が変わってきています。Acronis Cyber Protectには、リモートワーカーのデータとデバイスを安全に保護するツールが含まれています。たとえば、Zoomの脆弱性を解消してセッションIDの窃取を防止します。またWebExやMicrosoft Teams、その他のアプリケーションに対しても同様の保護機能を提供し、リモートで働くチームを保護しながら、生産性を維持することができます。

プロアクティブなサイバーセキュリティを実現
Acronis Cyber Protectでは、従来のシグネチャベースのアンチウイルスソリューションよりも格段に優れた、振る舞い検知やヒューリスティック方式によるAIベースのアンチマルウェアによって、ランサムウェアやクリプトジャッキングによる攻撃をリアルタイムに阻止し、サイバーセキュリティにおける最新の課題を解決できます。アクロニスのソリューションは、Virus Bulletinおよび独立系セキュリティ機関AV-TESTによって、100 %の検出率と誤検出数ゼロという結果が実証されています。

リアルタイムのアンチマルウェアによるオンデマンドスキャンと削除、AIベースの実行前分析、振る舞い分析、動的な検出ルールを、従来のアンチウイルスおよびエンドポイント保護製品の機能と組み合わせることで、Acronis Cyber Protectは、業界をリードするデータ保護サービスとともに、最新のサイバーセキュリティに求められるすべての機能を提供します。

Acronis Cyber Protectは、VB100認証を取得しています。またその独自の機能と統合が評価されて、最近、フロスト&サリバン社から「2020 New Product Innovation Award for Data Protection」を受賞しました。

3層構造の統合型保護
Acronis Cyber Protectの統合および自動化されたアーキテクチャーでは、次のようにプロアクティブ(事前対応型)、アクティブ、リアクティブ(事後対応型)機能を提供することで、バックアップのみの場合よりも強力なデータ保護を実現します。

· 脆弱性評価とパッチ管理、バックアップからのマルウェア削除、ハードドライブの正常性チェック、復元時のパッチ適用を通じて感染の再発を防止し、ダウンタイム発生からプロアクティブに保護します。

· 継続的なデータ保護、ウイルス、ランサムウェア、クリプトジャッキングに対するリアルタイムの防御、エージェントとバックアップストレージを保護する自己防衛機能を通じて、脅威からアクティブに保護します。

· 統合されたディザスタリカバリ、インシデントのフォレンジック調査に備えたメタデータストレージ、および他のセキュリティソリューションとの併用が可能なことから、リアクティブな保護機能が提供されます。

業界で大きな支持を獲得
フィル・グッドウィン(Phil Goodwin)氏とロビン・ウェスターベルト(Robyn Westervelt)氏によって発表されたIDCの報告書において、Acronis Cyber Protectは「データ保護とサイバーセキュリティを実現するための、今までで最も包括的な試みである」と評価を受けています。また、両氏は本報告書「アクロニスにより、バックアップと復元、およびマルウェアの検出と保護のための統合コンポーネントが提供されたことで、従来のITセキュリティベンダーに大きな変革がもたらされる可能性がある」と述べています。

Acronis Cyber Protectの革新的なパフォーマンスは、発表直後からマネージドサービスプロバイダー(MSP)とその顧客から大きな支持を得ており、次のようなコメントが寄せられています。「Acronis Cyber Protect Cloudによってエンドポイント保護とサイバーセキュリティのレイヤーが追加されたことで、お客様は、大半の従業員が自宅で仕事している場合でも、データがバックアップされるという安心感を得られるようになりました」

またTechnopeak社などの再販事業者からも、大きな反響が寄せられています。Technopeak社のマネージングディレクターであるアレクサンドル・ソコロフ(Alexander Sokolov)氏は、次のように述べています。「新型コロナウイルスの世界的感染拡大に伴いリモートワーカーが急増したことを受け、特に個人所有のデバイスを使用する場合には、Acronis Cyber Protectを使用するようお客様に強く推奨しています」

現在、オンプレミス版のAcronis Cyber Protectのオープンベータ登録を開始しています。
アクロニスのWebサイトにアクセス頂き、ベータ版テストへの参加にご登録ください。



アクロニスについて:
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています詳細はwww.acronis.comをご参照ください。
プレス連絡先:
Katya Turtseva
VP of Communications