2024年2月9日付けのアナウンスで、Arcserveは、Arcserve Cloud ServicesとArcserve OneXafe Soloの販売を2024年2月12日に終了する旨をMSPパートナーに通知しました。代替製品をお探しのArcserveのパートナーの皆様は、Acronis Cyber Protect Cloudをご検討ください。EDRを用いた高度なサイバープロテクションで、強化されたバックアップやDRなど、MSP向けの包括的な一連のサービスを提供いたします。

FOMO（フォーモ：Fear of missing Out =取り残されることへの不安) はソーシャルメディアにルーツがあると言われていますが、この現象じたいはソーシャルメディアが登場するずっと前から存在していました。多くの人はFOMOを、キャリアやライフスタイルなどにおける他人への嫉妬や不安に駆られた間違った考えと理解していますが、必ずしもそうとは限りません。

複雑化を続ける今日の脅威の状況において、サイバー攻撃の頻度と巧妙さはエスカレートしています。このことは、複数拠点つまりマルチサイトをもつ企業組織や産業IT環境で顕著です。これらの組織は、インフラの複雑さと、データ損失やサイバーインシデントが発生した場合のダウンタイムによる収益の大幅な損失という、二重の脅威に直面しています。 複数の国や地域で事業を展開するマルチサイト企業は、独自の課題を抱えています。その広大なネットワークには、さまざまなプラットフォームやテクノロジーが含まれていることが多く、効果的なデータ保護やサイバーセキュリティ対策の実施が複雑になる可能性があります。このような組織にとって、全拠点での迅速なデータ復旧の確保は、技術的な必要性だけでなく、ビジネス上の必須事項でもあります。

ここ数年で企業のセキュリティ意識は向上し、その多くが対策強化に乗り出しています。ゼロトラスト、SASEといった概念もある程度浸透し、実装する企業は着実に増えつつあるようです。しかし、具体的な検討に入ると「自社の場合、どこから進めればいいのか」「どこに何を適用すればいいのか」「どう組み合わせればいいのか」など、情報や理解が十分ではないことに気付くケースも多いのではないでしょうか。ITmedia SecirityWeek 2024 冬ではセキュリティ脅威の最新動向を紹介するとともに、必要な仕組み、ポイントを基礎から総点検。知識、対策のヌケ、モレを確認し、一歩前に踏み出せる知見をお届けします。