バックアップのバージョン管理をして古いデー タも保護しよう

データの保護で重要なのはバックアップをする事と、バックアップからデータを復元出来るようにすることです。

復元するデータの中には、例えば1週間前に間違えて書き換えてしまった前のデータが欲しい事もあります。
バックアップの設定によっては、直近のバックアップデータからしか復元出来ないことがあります。この場合、データ自体は保護されていますが、古いデータに戻ることが難しくなります。

データを日々更新しているような場合、バックアップのバージョン管理をしっかり行い、古いデータからも復元出来るようにすると何かあったときに安心できます。

バックアップのバージョン管理とは
アクロニスのバックアップソリューション Acronis True Image 2018やAcronis Backup 12.5では、バックアップする対象や、バックアップするスケジュールの設定が出来ます。さらに、バックアップ したデータをいつまで残すかの設定も可能です。

バックアップしたデータはなるべく永遠に残すことが理想ですが、バックアップ先の容量も有限なので、ある程度古い物は自動的に削除するような設定になっています。

このデータをいつまで残すのかの設定がバックアップのバージョン管理です。

例えば、毎日お昼にバックアップしていた場合で、5日分のバックアップを残すようにしていれば、5日前までの毎日のデータを保存していることになります。
この設定の場合なら、5日分のバージョンが保存されているので、それまでに更新された日々のデータは復元可能です。

このバージョン数はバックアップする対象や、バックアップ先の容量に合わせて最適なものに設定する必要があります。

例えばデジカメなどで撮影した写真自体は基本的に撮影したものをそのまま残すと思います。
この場合なら、新規に写真が追加されるだけなので、直近のデータが残っていれば問題ないため、バージョン数は少なくすることができます。
同じ写真でも、加工や編集をしたデータの場合は、その頻度に合わせて古いバージョンも残す設定にしておいた方が無難でしょう。

ワードやエクセルなどの文章ファイルの場合、場合によっては日々更新し続けるようなファイルがあります。
このようなファイルは毎日バックアップし、なるべく長い期間保存しておいた方が安心です。

バージョン管理の設定方法


 
Acronis True Image 2018の場合、バックアップのバージョン管理をするには「ディスクのバックアップ オプション」「バックアップ スキーム」で設定します。
このバックアップスキームの設定は、クラウドでのバックアップは対応できません。外付けHDDなどにバックアップする場合に利用出来ます。

通常、増分バックアップで設定されており「次の期間が経過したバージョンチェーンを削除する」の数字をなるべく増やすと古いバージョンが残るので何かあったときに安心です。

どこまで保存するかは、保存する対象、保存先の容量、データの重要度などにあわせて設定します。
例えば、100GBの容量があるパソコンのバックアップ先のHDDの容量が1TBだった場合、少なくとも10回分の完全バージョンを保存出来る事になります。

実際は、前述したように更新したファイルだけを増分バックアップをしますので、使用方法にもよりますが、この数倍以上のバックアップを残せます。
バックアップを残す量が多すぎる設定をした場合、バックアップ容量不足でバックアップが止まってしまうことがあります。

初めはあまり多すぎない程度に設定し、容量の余裕や、日々作成するデータ量を確認して徐々に増やしていくのが無難です。

なるべく古いデータも残して万が一に備えよう
このように、なるべく古いデータを残しておくように設定しておけば、何かあったときに古いデータから元のデータを復旧することも簡単にできます。
このようなバージョン管理が簡単にできるのは、Acronis True Image 2018やAcronis Backup 12.5のようなバックアップソフトを使う利点です。
いつのデータかを意識することなく自動的に保存されるので、管理の手間も省けます。

個人向けバックアップソフトウェア
Acronis True Image 2018
https://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/

法人向けバックアップソリューション
Acronis Backup 12.5
https://www.acronis.com/ja-jp/business/backup/