【イベントレポート】 内容盛りだくさんのAcronis Backup 12.5テクニカルセミナー



アクロニスは企業向けバックアップソリューションAcronis Backup 12.5テクニカルセミナーを定期的に開催しています。
今回は2018年3月1日に行われたセミナーの概要を紹介します。
今回のセミナーは2部で構成され、前半はAcronis 12.5の機能概要、後半は実際のインストールやバックアップ設定について解説されました。

データ保護の重要性

 

初めに、地震や落雷、洪水などによる自然災害、仮想通貨の大規模な流出等もありデータ保護の重要性が増していることが説明されました。昨年話題になったランサムウェアはまだ注意が必要ですが、今後も注意が必要として進化している最近の話題になったランサムウェアの説明がありました。

CERBER
データーベースのファイルを暗号化するランサムウェア。

GoldenEye
ブート領域を書き換えOSが起動しない状態で暗号化することでセキュリティ対策が効かない物。

WannaCry
昨年最も話題になったランサムウェアでアメリカの情報機関のNSAが関係されているとされている物。

Erebus
Linuxサーバーを狙った攻撃で身代金を支払ったランサムウェア。

NotPetya
破壊が目的のワイパー型のランサムウェア。

Bad Rabbit
暗号化するファイルをシステムの重要なファイルに絞ったランサムウェア。

SpriteCoin
ランサムウェアの身代金はBitcoinが多いが、メジャーではない仮想通貨のMoneroでの支払いを要求する物。

このようにマルウェアは様々なタイプがあり、継続して対策が必要な状況です。自然災害対策含め、デジタルデータの保護が引き続き重要な最近な状況が説明されました。

Acronis Backup 12.5の機能
Acronis Backup 12.5はMicrosoftではAzure、Windows Server、Windows PC、Exchange、Hyper-V、Office 365など。他にもAmazon EC2、Linux、VMware vShpere、Oracleなどに加えMac、iPhone、Androidのように多くの環境に対応し、エディションやライセンス体系についても説明がありました。

Acronis Backup 12.5のエディションはStandardとAdvancedに分けられ、使用する環境によってライセンスもどれを選ぶかは悩む部分です。選び方のポイントとしては、台数が多い場合はAdvancedが推奨、仮想環境を使うかどうかもライセンス選びのポイントとしました。仮想環境で使う場合は、ホスト単位でのお得なライセンスとなるためで、クライアントOSのバックアップをする場合などでも価格は変わることが説明されました。

Acronis Backup 12.5の基本的な部分ではWebベースのモダンなUIを採用し、管理サーバーなしでクラウドでの運用が可能になった点を解説。Acronis Cloud Storageは国内や海外にも多くのデータセンターがあり、日本のユーザーにも多国籍で展開しているユーザーも安心して利用出来るようになっていることが説明されました。

バックアップデータは、圧縮し、暗号化する場合は転送前に暗号化することで、パケットをキャプチャしたとしても、そこから解析するのはほぼ不可能。ネットワークの帯域制限も設定可能で、バックアップデータの保護やバックアップが使うネットワーク帯域に関しても配慮されているとしました。

異なる環境へ移行可能なAcronis Universal Restoreでは、仮想環境やクラウド環境等含め異なる環境へ移行する事も可能。vSphereの仮想環境のバックアップも、 エージェントインストール型とエージェントレス型を選択可能。用途に応じたバックアップが可能になっている事が説明されました。

Acronis Backup 12.5 Advancedで使える機能としては、より詳細なレポートが可能なAdvancedレポート機能、部署やグループ毎に管理者を設定可能な管理者ロール。SANストレージスナップショット、Oracle Databaseのバックアップ、ベアメタル復元の自動化、バックアップしたデータの起動確認の自動化、本番環境の負荷軽減が出来るオフホスト処理について解説されました。

ブロックチェーン技術を使ったデータが改ざんされていないことを確認できるAcronis Notary、ランサムウェアの検知・自動修復が出来るAcronis Active Protectionについても解説されましたが、こちらは別途紹介します。

デモンストレーション

後半は実際のインストール、バックアップ設定に関するデモが行われました。

必須になる管理サーバー(Acronis Management Server)の構築方法。
Backup AgentのインストールがWindows、Linux、VMwareなどの各環境で注意すべき点の詳細が解説されました。
バックアッププランの作成では保持する期間は 「数」にした方がわかりやすい点、暗号化の設定はバックアッププランの作成時のみ設定可能な点、バックアップは5カ所まで保存可能な点がポイントとしました。
さらにリカバリやレプリケーションについても 説明され、まだ利用していない方や、これからバックアップ設定する場合に非常に参考になる内容でした。

2018年3月のテクニカルセミナーは定期的に開催しており、次回は2018年3月14日に開催されます。
次回のお申し込みはこちらから
今後もセミナーは開催される予定ですが、アクロニスのSNS等で随時告知していますのでご確認下さい。

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