World Backup Day特集:【第3回】 フルシステム・イメージバックアップってなに?どうして必要なの?

「コンピュータ上のいくつかのデータが保護されていれば、全部を保護しなくても大丈夫」

なんて思っていませんか?

バックアップには2つの方法があります:

  1. コンピュータに保存されているデータをファイル単位でバックアップする
  2. システムもしくはディスクまるごとのイメージのスナップショットをバックアップする

この2つのバックアップの方法を比較してみましょう

ファイル単位のバックアップとは、文書ファイルやスプレッドシート、プレゼンテーション、写真、動画、オーディオファイルなど、ファイルのバックアップと復元のことを指します。このタイプのバックアップで十分だと思われているユーザーは多く存在します。しかしファイル単位のバックアップは少数のファイルの復元には便利ですが、PCやMac全体の復元には時間がかかりすぎます。

また、ファイル、写真、動画、ビデオなどのデータに加え、コンピュータにはその他の大切な情報も保存されています。オペレーティングシステム(OS)、アプリケーション、ブラウザの履歴、お気に入り、設定、ブックマーク、デバイスドライバーなどです。これらのファイルを喪失すると最悪の場合、コンピュータが起動しません。起動したとしても、時間をかけてこれらすべての情報を再設定する必要があります。

ディスクイメージバックアップでは、ソフトウェアがハードディスク丸ごとのイメージを取ります。これにより、別のコンピュータにオペレーティングシステム、アプリケーション、ブラウザ履歴、お気に入り、設定、ブックマーク、デバイスドライバーおよび作成したりダウンロードしたファイルを含む、システム丸ごと復元したりすることが可能です。イメージバックアップはすべてのシステムを復元し、障害前の状態に素早く戻すことができます。

このディスクイメージバックアップは、すべてをバックアップし必要なものだけを復元することもできます。例えば、新しいPCを購入した際、すでにWindow®とMicrosoft® Officeアプリケーションがインストールされていたとします。この場合ディスクイメージをまるごと新しいコンピュータに復元する必要はありません。ディスクイメージバックアップのいいところは、すべてのシステムを復元しなくても、復元したいファイルやフォルダのみを復元することができます。

また、ベアメタルリカバリ、つまり空ディスクに現在のコンピュータのシステム丸ごとを復元することができます。これは、もともとのコンピュータが物理的に破損したり、盗まれたり、紛失した際に有効です。