2021年10月17日
プレスリリース

アクロニス、最新のWindowsおよびmacOSに対応した 「Acronis DeviceLock DLP 9」をリリース

サイバープロテクション分野のグローバルリーダーであるAcronisの日本法人であるアクロニス・ジャパン株式会社(本社: 東京都港区、以下アクロニス)は本日、DLPソフトウェアの最新版「Acronis DeviceLock DLP 9(アクロニスデバイスロックディーエルピーナイン)」をリリースしました。なお、同製品は、株式会社ラネクシー(東京都新宿区、代表取締役社長:小瀬 充、以下ラネクシー)を通じて販売されます。

アクロニスは、世界レベルのサイバープロテクションをあらゆる企業に提供するというミッションを掲げ、製品のセキュリティ機能の拡充に努めています。その一環として、アクロニスは2020年7月に、エンドポイントデバイスおよびポートの制御による情報漏洩防止ソフトウェアの主要プロバイダーである米国のDeviceLock, Inc.を買収し、完全子会社としました。IPAの「情報セキュリティ10大脅威 2021」でも「組織」の10大脅威として「内部不正による情報漏えい」(6位)や「不注意による情報漏えい等の被害」(9位)がランクインしており、情報漏洩は、日本企業にとっても対策を講じるべき重大なセキュリティリスクの1つとなっています。

Acronis DeviceLockは、ユーザーに負担をかけず必要なデータだけを守るDLP(Data Loss Prevention)ソリューションです。PCのUSBポート、CD/DVD ドライブ、タブレット端末などの外部デバイス制御に加え、インターネットを介したファイルのコピー / 送信を制御し、個人情報や情報資産などの不正持ち出しや盗難・紛失による情報漏洩を防止します。導入作業や管理が簡単で、高価なサーバライセンスを必要としないためコストパフォーマンスにも優れており、官公庁・地方自治体、金融・製造業、医療関連企業などを中心に国内約5800社、約40万台の導入実績があります。

今回発表する最新バージョンでは、Windows10バージョン21H1のサポート及びApple macOS 11.2.3(Big Sur)のサポートを可能としました。これによりユーザーは最新のOS環境においても、ミスや悪意ある重要データの持ち出し等に対し、エンドポイントで情報漏洩の防止を実現します。

なお、アクロニスは今後、この度リリースしたAcronis DeviceLock DLP 9の機能をAcronis Cyber Protect Cloudを通じて提供することで、同製品のセキュリティ機能を更に拡充していくつもりです。

【製品概要】

■Acronis DeviceLock DLP 9の新機能

  • Apple macOS 11.2.3(Big Sur)のサポートを追加
  • Windows10バージョン21H1のサポートを追加
  • DeviceLockサービスの開始時間と停止時間を最適化
  • DeviceLock Enterprise Serverのデータベースアップグレードルーチンを最適化
  • 特定の環境でモバイル(MTP)デバイスを操作しているときに、断続的にexplorer.exeがクラッシュする問題を改善

■Acronis DeviceLock DLPの主な機能

  • リムーバブルデバイス(USBメモリ、SDカードリーダー等)、CD-R/DVD-R、FireWire、赤外線、Wi-Fi、Bluetooth、フロッピー、シリアル/パラレル、テープ、プリンタ、スマートフォン、タブレット端末等の様々なインタフェース、外部デバイス、ネットワークアクセスを制御可能
  • 特定のデバイスへのアクセスを許可する「ホワイトリスト機能」を搭載
  • 外部デバイスに対する様々なアクセス履歴を記録する「監査ログ機能」を搭載
  • 外部デバイスにコピー/出力したファイルをミラーリング保存し証拠を残す「シャドウイング機能」を搭載
  • 管理サーバを立てずに、管理者PCから集中管理が行える「管理コンソール」を搭載
  • Active Directoryのグループポリシー上でアクセス制御設定がおこなえる「AD連携機能」を搭載
  • 「DeviceLock Enterprise Server」による集中管理機能の搭載
  • Web閲覧やクラウド上へのデータアップロード禁止などの通信制御機能「NetworkLock」を搭載
  • デバイスやネットワークを通じて送信されるコンテンツデータに対して、キーワードやパターンといった特定のルールに従い、検知したデータを制御する「ContentLock」を搭載
  • 「ContentLock」でマイナンバーに対応した、コンテンツ認識機能を搭載

製品の詳細は下記をご参照ください。
https://www.runexy-dlp.com/



アクロニスについて:
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています詳細はwww.acronis.comをご参照ください。
プレス連絡先:
Katya Turtseva
VP of Communications