
MSP 向けパッチ管理ソリューションを選ぶ際の主な検討事項
RMM および MSP プラットフォームとのネイティブな統合
パッチ管理は単独で機能するものではありません。 RMM、 XDR やバックアップなどの MSP ツールとネイティブに統合されることで、可視性と信頼性が向上し、脅威への迅速な対応が可能になります。また、MSP はセキュリティギャップを迅速に解消することができます。柔軟にコントロールできる自動パッチ機能
最適なソリューションにより、パッチの検出、承認、適用が自動化されると同時に、スケジューリング、再起動ポリシー、手動による介入などの機能も提供されます。信頼性の高いパッチ適用技術
信頼性の高いパッチ管理ソフトウェアは、適用失敗率が低く、自動再試行、パッチ適用前のバックアップ、エラー処理の可視化などの機能が備えられているべきです。 独自のパッチデータベースを備えている場合、ソリューションの精度は向上し、管理しやすくなります。
アクロニスのパッチ管理ソフトウェアの主な機能
ビルトインの脆弱性診断
Windows、macOS、Linux デバイスを自動的にスキャンし、未適用のパッチを検出。脆弱性の深刻度に応じて優先的に修復します。独自開発のパッチ適用エンジン
アクロニスは、オープンソースのコンポーネントに依存するツールとは異なり、自社開発のパッチ適用エンジンとデータベースを活用することで、信頼性と検出精度を高めています。320 種類以上の Windows アプリケーションに対応
マイクロソフト製品に加え、ブラウザやランタイムなど、320 種類以上のサードパーティ製アプリにパッチ適用可能。別途ツールは不要です。ロールバックによるフェイルセーフパッチ
Acronis Backup とネイティブに統合されているため、パッチ適用前にエンドポイントを自動的にバックアップできます。また、アップデートによって問題が発生した場合でも迅速にロールバックできます。リカバリ後の自動パッチ適用
リカバリしたシステムは、自動的に最新の状態にアップデートされるため、リカバリ後に Windows の脆弱性を軽減できます。構造化されたワークフロー
パッチの柔軟な確認、承認、スケジュール設定が可能であり、メンテナンス期間設定、段階的適用、緊急インストールなどの機能も備えています。柔軟なポリシーで完全に自動化された自動パッチ管理
自動承認、業務時間外でのパッチ適用、再起動オプションにより、システム停止時間を最大限短縮できます。ダッシュボードとアラート
ダッシュボードにパッチ適用状況がリアルタイムに表示されるため、作業が円滑に実行されていることを確認できます。また、重要なパッチの適用が失敗した場合には、即座に通知を受け取ることができます。EDR/XDR による対応に含まれるパッチ適用
Acronis EDR/XDR とのネイティブ統合により、攻撃を受けたマシンにパッチを適用し、再攻撃のリスクを軽減できます。

アクロニスのMSP 向けパッチ管理の主なメリット
時間の節約と効率化
アクロニスのソリューションを使用し、パッチの検出と適用を自動化することで、技術者の月当たりの作業時間を短縮できます。 ある導入事例では、Acronis RMM によりパッチ適用の所要時間が 4 時間からわずか 10 分に短縮され、対応 1 件あたり 150 ドル以上、年間で最大 10 万ドルの人件費削減につながりました。セキュリティの強化とリスクの軽減
迅速なパッチ適用により、悪用される前に脆弱性を解消 アクロニスは、パッチ適用と脆弱性診断を組み合わせ、フェイルセーフロールバックを提供することで、侵害を防止し、コンプライアンスを維持し、自信を持ってパッチを適用できるよう MSP を支援します。ネイティブ統合による相乗効果
統合されたプラットフォームの一部として、Acronis RMM により、パッチ適用、バックアップ、セキュリティを 1 つのエージェントとインターフェイスで管理できます。 これにより、複雑さを軽減し、コストを削減し、すべての顧客の保護機能と信頼性を向上させることができます。
パートナーの声
よくあるご質問
パッチ管理とは?
パッチ管理とは、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションに対して、ソフトウェア更新の必要性を見極め、パッチを入手し、テストし、適用するプロセスです。 これらのアップデートにより、セキュリティの脆弱性やバグが修正され、パフォーマンスの向上も期待できます。 MSP にとって、パッチ管理は、顧客システムのセキュリティ、コンプライアンス、信頼性を確保するうえで不可欠です。
パッチ管理ソフトウェアは、なぜ重要なのですか?
何十、何百台もの顧客システムを手作業でアップデートするのは時間がかかり、ミスも起こりやすくなります。 自動パッチ管理ソフトウェアにより、作業を自動化し、MSP が安定してアップデートを適用し、リスクを抑えつつ、運用を効率化できるようにします。 また、システムを常に最新に保つことが求められるコンプライアンス要件を満たすことができます。
パッチ管理ソフトウェアは、どのようにサイバーセキュリティを向上させるのですか?
多くの場合、サイバー攻撃は、すでにパッチが存在する既存の脆弱性を悪用します。 パッチ管理ソフトウェアは、パッチ適用を自動化することで、攻撃者が脆弱性を突く前にギャップを解消できます。 これは、サイバーリスクを抑え、顧客の保護を確実にする最も効果的な方法のひとつです。
MSP 向けのパッチ管理ソフトウェアでは、どのような機能に注目すべきですか?
Windows OSとサードパーティ製アプリのパッチ適用、パッチ検出・適用の自動化、柔軟なスケジュール設定と再起動制御、レポート機能、マルチクライアントの集中管理などに対応しているかチェックしましょう。 RMM やサイバーセキュリティツールとのネイティブな統合も、信頼性を高め、効率的な運用をするために重要になります。
Acronis Cyber Protect Cloud によって、MSP のパッチ管理はどのように改善されますか?
Acronis Cyber Protect Cloud は、Acronis RMM を通じて Windows システム向けのパッチ管理を自動化します。 脆弱性診断、自動承認、柔軟な適用ポリシー、事前バックアップによるフェイルセーフパッチ適用などが組み込まれています。 すべてを単一のコンソールで管理できるため、手間なく複数の顧客を効率的にサポートすることができます。
Acronis RMM はどのオペレーティングシステムにパッチを適用できますか?
現時点では、Acronis RMM が対応しているパッチ管理は Windows OS のみです。 これには、Windows OS 自体のアップデートに加えて、広く使われている 320 種類以上のサードパーティ製 Windows アプリケーションへの自動パッチ適用が含まれています。
アクロニスの MSP 向けパッチ管理ソリューションは、他社製品とどう違うのですか?
Acronis RMM は、MSP 向けプラットフォームに、サイバーセキュリティ、バックアップ、ディザスタリカバリ、PSA を統合しており、他の MSP 向けパッチ管理ソリューションとは一線を画しています。これらはすべて、単一のコンソールとエージェントを通じて管理されます。 オープンソースのコンポーネントに依存することなく、独自の信頼性の高いパッチエンジンを使用しており、優れた安定性と制御性能を実現しています。 アクロニスは、多くのサードパーティ製 Windows アプリケーションに対応しており、320 種類を超える一般的なアプリケーションにパッチを自動適用できます。 フェイルセーフパッチ適用、安全なスクリプト実行、脆弱性診断と連動したパッチ適用などの機能を組み合わせることで、アクロニスは MSP にとって、より包括的で安全が高く、効率的なパッチ管理ソリューションを提供します。
Acronis RMM は、Windows 上のサードパーティ製アプリケーションに対するパッチ適用を自動化できますか?
はい。 Acronis RMM は、Web ブラウザ、PDF リーダー、コミュニケーションツールなど、320 種類以上の一般的なサードパーティ製 Windows アプリケーションにパッチを自動で適用できます。 これにより、手作業を省き、すべての顧客システムのソフトウェアを最新かつ安全な状態に保つことができます。
アクロニスのパッチ管理におけるアップデート前のバックアップはどのような役割を果たしますか?
アクロニスには、パッチを適用する前にフルイメージバックアップを作成する、更新前バックアップ機能があります。 パッチが失敗したり、システムに不具合が生じた場合でも、直前の安定した状態にすぐにロールバックできるため、ダウンタイムやリスクを減らすことができます。
アクロニスはどのようにパッチ適用の優先順位を決めていますか?
アクロニスは、共通脆弱性評価システム(CVSS)を使用して脆弱性を「重大」または「高」に分類しています。 これにより、MSP は深刻度に応じてパッチ適用の優先順位を付け、最も緊急性の高い脆弱性を最初に対処することができます。
具体的なデバイスやポリシーに応じて、パッチをカスタマイズできますか?
はい、管理者は具体的なデバイスに沿った保護プランを作成したり、深刻度、デバイスの種類、承認ステータスに基づいてパッチ適用の基準を設定したりできます。 このように柔軟であるため、運用に支障をきたすことなく、最適なパッチ適用が可能になります。
アクロニスはパッチ適用のスケジュールをどのように設定しますか?
自動パッチ適用により、管理者は業務時間外にパッチ適用のスケジュールを設定でき、生産性の低下を避けることができます。 また、運用の円滑化を図るため、メンテナンスの時期を柔軟に設定することもできます。
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