バックアップ ポリシーは、Windows コンピュータと Linux コンピュータの両方に適用できます。
バックアップ ポリシーを作成する手順は、次のとおりです。
全般
ポリシー名
(オプション)バックアップ ポリシーの一意の名前を入力します。 わかりやすい名前にすると他のポリシーと区別することができます。
ソースの種類
バックアップする項目の種類として、[ディスク/ボリューム] または [ファイル] を選択します。
(オプション)ポリシー アカウントのログイン情報は、必要に応じて変更することができます。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
コメント
(オプション)バックアップ ポリシーの説明を入力します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
(オプション)バックアップするコンピュータのテキスト ラベルを入力します。 ラベルを使用すると、さまざまな場面でコンピュータまたはコンピュータのグループを識別できます。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
バックアップの対象
ポリシーの配置先の各コンピュータでバックアップするデータ項目を指定します。 各コンピュータのエージェントにより、指定したルールを使用してデータ項目が検索されます。 たとえば、選択ルールが [すべてのボリューム] の場合は、コンピュータ全体がバックアップされます。
(オプション)バックアップ ポリシー アカウントがデータに対するアクセス許可を持っていない場合は、ソース データへのログイン情報を指定します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
(オプション)バックアップから除外するファイルの種類を設定します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
バックアップ先
バックアップ アーカイブの保存先のパスとアーカイブ名を指定します。 アーカイブ名は保存先の中で一意な名前にすることをお勧めします。 保存先は、管理サーバーがポリシーの配置を開始する時点で使用可能な状態になっている必要があります。
(オプション)バックアップ ポリシー アカウントが保存先に対するアクセス許可を持っていない場合は、保存先のログイン情報を指定します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
アーカイブのコメント
(オプション)アーカイブのコメントを入力します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
バックアップ方法
データのバックアップの実行時期と実行間隔を指定し、作成したバックアップ アーカイブを選択した保存先に保存する期間を定義して、アーカイブのクリーンアップ処理のスケジュールを設定します。 GFS(Grandfather-Father-Son)、ハノイの塔などのよく知られた最適化されたバックアップ スキームを使用して、カスタム バックアップ スキームを作成するか、データを 1 回だけバックアップします。
アーカイブのベリファイ
ベリファイの実行時期
(オプション)ベリファイの実行時期と実行間隔、およびアーカイブ全体またはアーカイブ内の前回のバックアップのどちらをベリファイするかを定義します。
バックアップ オプション
設定
(オプション)バックアップの前後に実行するコマンド、バックアップ ストリームに割り当てられるネットワークの最大帯域幅、バックアップ アーカイブの圧縮レベルなどのバックアップ操作のパラメータを設定します。 このセクションで何も指定しない場合は、管理サーバーに設定されているデフォルト値が使用されます。
いずれかの設定をデフォルト値から変更すると、新しい行に新しく設定した値が表示されます。 設定のステータスが [デフォルト] から [カスタム] に変更されます。 設定を再度変更すると、新しい値がデフォルト値ではない場合に行が表示されます。 デフォルト値が設定されると、行は非表示になるので、[バックアップ ポリシーの作成] ページのこのセクションには常にデフォルト値と異なる設定のみが表示されます。
すべての設定をデフォルト値にリセットするには、[デフォルトにリセット] をクリックします。
バックアップの処理中は、登録されたコンピュータのデフォルトのバックアップ オプションは無視されます。
VM への変換
適用対象: ディスク/ボリューム バックアップ
Linux を実行しているコンピュータでは使用できません。
定期的な変換を設定することによって、仮想コンピュータでサーバーまたはワークステーションのコピーを取得します。元のコンピュータに障害が発生した場合、このコピーを直ちに使用できます。 変換は、管理サーバーに登録されているコンピュータで Acronis Backup & Recovery 10 エージェントおよび対応する機能が備わっていれば実行できます。 ネットワーク フォルダや管理対象の格納域などの共有の場所にアーカイブを保存して、選択したコンピュータからアーカイブにアクセスできるようにする必要があります。
(オプション)すべての完全バックアップ、増分バックアップ、または差分バックアップを変換するのか、スケジュールに従って最後に作成されたバックアップを変換するのかを指定します。 必要に応じて変換スケジュールを指定します。
変換を実行するコンピュータを指定します。 コンピュータには Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows、エージェント for ESX/ESXi、またはエージェント for Hyper-V がインストールされている必要があります。
作成する仮想コンピュータの種類と場所を選択します。 使用できるオプションは、前の手順で選択したホストによって異なります。
仮想コンピュータ ファイルの保存先としてフォルダか仮想サーバー上のストレージを選択します。
作成される仮想コンピュータ
作成される仮想コンピュータの名前を指定してください。 デフォルトの名前は、ポリシー名およびバックアップするコンピュータ名を反映した変数で構成されます。 名前にサフィックスを付加することはできますが、変数を削除することはできません。これは、仮想コンピュータごとに異なる一意の名前を付ける必要があるからです。
VMware vCenter のフォルダ
管理サーバーが vCenter Server と統合されている場合は、作成される仮想コンピュータは vCenter の Acronis Backups フォルダに表示されます。 ポリシーの実行によって作成されるコンピュータのサブフォルダを指定できます。
すべての必要な処理を実行したら、[OK] をクリックしてバックアップ ポリシーを作成します。