Acronis Backup & Recovery 11.5 管理サーバーには、専用のウェブ サーバーおよびウェブ ページがあります。管理者または組織内のユーザーは、サポートされているウェブ ブラウザがインストールされた任意のコンピュータからこのウェブ ページにアクセスすれば、インストール設定を指定せずに Acronis Backup & Recovery 11.5 をインストールすることができます。エージェントをインストールする際、セットアップ プログラムによってコンピュータが管理サーバーに登録されます。
ウェブ ページを使用することで、フォルダの共有が許可されていないネットワーク内のインストール パッケージにアクセスできます。
グループ ポリシーを使用したインストールとは異なり、ウェブ ページからのインストールはユーザーが開始することができます。インストールは、ドメインのメンバではないコンピュータ上で実行可能であり、Linux を実行しているコンピュータ* でも可能です。
ファイアウォールによってブロックされることが多いリモート インストールとは異なり、ウェブ ページからのインストールでは、標準以外のネットワーク ポートを開放する必要はありません。インストールには、HTTP 用のポート(デフォルトではポート 8080)が使用されます。
Web ページが機能するには、リモート インストールのコンポーネントがインストールされている必要があります。管理サーバーをインストールする際、概要ウィンドウでこのコンポーネントがインストールされるコンポーネントに含まれていることを確認してください。インストール パッケージを保存するフォルダを指定することができます。
*Web ページに Linux 用のコンポーネントを追加するには、このコンポーネントをアクロニスのウェブ サイトからダウンロードします。その後で、対応する installed-products 要素を「インストール設定の変更」で説明されている設定ファイルに追加します。これにより、Web ページからコンポーネントのインストール ファイルにアクセスできるようになります。Linux では設定ファイルの他の設定は無視されます。インストールするごとに、インストールの設定を手動で設定する必要があります。