exclude

ディスクレベルおよびファイルレベルのバックアップ

次の 4 つのパラメータは、backup diskbackup file、および backup vm コマンドで使用します。

exclude_names

--exclude_names=<名>

バックアップから除外するファイルやフォルダの名前です。たとえば、次のようになります。c:\pagefile.sys,c:\hiberfil.sys

exclude_mask

--exclude_mask=<マスク>

バックアップから除外するファイルを選択するマスクです。詳細については、exclude パラメータの説明を参照してください。このパラメータは、recover file コマンドで使用します。

exclude_system

--exclude_system

Windows によってサポートされているファイル システムでは、このパラメータを入力すると、システム属性が指定されたファイルおよびフォルダがスキップされます。フォルダにシステム属性が指定されている場合、フォルダの内容は(システム属性が指定されていないファイルも含めて)すべて除外されます。

exclude_hidden

--exclude_hidden

このパラメータを入力すると、隠しファイル属性が指定されたファイルおよびフォルダ(Windows によってサポートされているファイル システムの場合)またはピリオド(.)で始まるファイルおよびフォルダ(Ext2 や Ext3 など、Linux のファイル システムの場合)がスキップされます。フォルダが隠しファイルの場合、フォルダの内容は(隠しファイルになっていないファイルを含み)すべて除外されます。

Microsoft Exchange Server データのバックアップ

次の 4 つのパラメータは、backup exchange_mailbox コマンドで使用します。

exclude_age

--exclude_age=<日付>

このパラメータを設定した場合、指定した日時以前に作成されたすべての項目が除外されます。値の形式は "DD.MM.YYYY HH24:MM" です。日付のどの部分も省略できません。

このパラメータがない場合、作成日時がある項目がバックアップされます。

exclude_attach

--exclude_attach=<ファイルおよびマスク>

このパラメータを設定すると、指定した値に一致する名前の添付ファイルがすべて除外されます。1 つ以上のワイルドカード文字(* および ?)をファイル マスク内で使用することができます。

例:

--exclude_attach=Vid*.avi,App?.exe,*.mp3

このパラメータを指定しないと、すべての添付ファイルがバックアップされます。

exclude_size

--exclude_size=<サイズ>{kb|mb|gb}

このパラメータを設定すると、指定した値より大きい添付ファイルはすべて除外されます。単位を指定しない場合、サイズはメガバイト(mb)で測定されます。

このパラメータを指定しないと、すべてのサイズの項目がバックアップされます。

exclude_types

--exclude_types=<種類>

このパラメータを設定すると、指定した種類の項目がすべて除外されます。deleted[削除済みアイテム] フォルダが除外されます)、sent[送信済みアイテム] フォルダが除外されます)、または junk[迷惑メール] フォルダが除外されます)の値を 1 つ以上指定することができます。

例:

--exclude_types=deleted,junk

このパラメータを指定しないと、すべての種類の項目がバックアップされます。