BIOS ベース システムから UEFI ベース システムへの復元、または逆方向の復元

Acronis Backup & Recovery 11.5 では、BIOS ベースのハードウェアと、Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)がサポートされているハードウェアとの間における 64 ビット Windows オペレーティング システムの転送がサポートされています。

仕組み

コンピュータで起動に BIOS と UEFI ファームウェアのどちらが使用されているかに応じて、システム ボリュームが存在するディスクで特定のパーティション スタイルを使用する必要があります。パーティション スタイルは、BIOS の場合はマスター ブート レコード(MBR)であり、UEFI の場合は GUID パーティション テーブル(GPT)です。

さらに、オペレーティング システム自体もファームウェアの種類の影響を受けます。

元のコンピュータのファームウェアとは異なる種類のファームウェアを使用しているコンピュータへの復元を実行する場合、Acronis Backup & Recovery 11.5 によって次の操作が実行されます。

この方法で調整できる Windows オペレーティング システムのリストなどの詳細については、このセクションの「ボリュームの復元」と「ディスクの復元」を参照してください。

推奨事項
制限

UEFI と BIOS の間での Linux システムの転送はサポートされていません。

バックアップが次のいずれかのロケーションに保存されている場合、UEFI と BIOS の間の Windows システムの転送はサポートされません。

UEFI と BIOS の間のシステムの転送がサポートされていない場合、Acronis Backup & Recovery 11.5 は、ターゲット ディスクをオリジナル ディスクと同じパーティション スキームで初期化します。オペレーティング システムの調整は実行されません。復元先のコンピュータが UEFI と BIOS の両方をサポートしている場合、元のコンピュータに対応する起動モードを有効にする必要があります。そうしないと、システムが起動しなくなります。

セクションの内容

ボリュームの復元

ディスクの復元