ローカル接続されたテープ ドライブのブータブル メディアによる復元

ローカル接続されたテープ ドライブからブータブル メディアによる復元を実行するには、次の手順に従います。

  1. 復元に必要なテープをテープ デバイスにロードします。
  2. ブータブル メディアからコンピュータを起動します。
  3. [Acronis Backup & Recovery 11.5] をクリックして、[このコンピュータをローカルで管理] をクリックします。WinPE ベースのメディアを使用している場合は、この手順を省略します。
  4. テープ デバイスがiSCSI インターフェースを使って接続されている場合には、「iSCSI および NDAS デバイスの構成」を参照してデバイスを設定してください。
  5. [復元] をクリックします。
  6. [データの選択] をクリックしてから、[参照] をクリックします。
  7. [テープ デバイス] をダブルクリックします。テープ デバイス検出の実行を承認するように求めるメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。
  8. 検出されたテープ デバイスがツリーに表示されたら、目的のデバイスを選択します。再スキャンを確認するメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。
  9. 「認識されないテープ」プールを選択します。
  10. 再スキャンするテープを選択します。プールのテープすべてを選択するには、[テープ名] 列ヘッダーの横にあるチェックボックスをオンにします。
  11. パスワードで保護されたアーカイブがテープに含まれている場合は、対応するチェックボックスをオンにして、[パスワード] ボックスにアーカイブのパスワードを入力します。パスワードを入力しないか、パスワードが間違っていると、アーカイブは検出されません。再スキャンをしてもアーカイブが表示されない場合は、このことに注意してください。

    ヒント:異なるパスワードで保護された複数のアーカイブがテープに含まれている場合は、それぞれのパスワードを入力して再スキャンする手順を繰り返す必要があります。

  12. [開始] をクリックして、再スキャンを開始します。その結果、ロードされているテープ(複数の場合あり)の内容が表示されます。
  13. 検出されたバックアップのいずれかが、再スキャンされていない他のテープにまたがっている場合、プロンプトの指示に従ってそれらのテープをロードして、再スキャンを実行します。
  14. 再スキャンが完了したら、[OK] をクリックします。
  15. [アーカイブ ビュー] で復元するデータのバックアップを選択して、復元するデータを選択します。[OK] をクリックすると、[復元] ページに、復元に必要なテープの一覧が表示されます。不足しているテープは灰色表示されています。テープ デバイスのスロットが空いている場合、それらのテープをデバイスにロードします。
  16. その他の復元設定を構成します。
  17. [OK] をクリックして復元を開始します。
  18. 何らかの理由により必要なテープのいずれかがロードされていない場合、必要なテープの識別子を示すメッセージが表示されます。テープをロードして、[再試行] をクリックして、復元を続行します。