--network_speed=<速度>{kb|p}
バックアップまたはベリファイ コマンドの実行時にネットワークでデータを転送する速度。
バックアップ コマンドでは、バックアップ先(--loc パラメータ値)がネットワーク上のロケーション、つまり、ネットワーク共有、管理対象の格納域、FTP/SFTP サーバー、または Acronis Online Backup Storage である場合に、このパラメータを使用します。その他のロケーションの種類では、このパラメータは無視されます。
ベリファイ コマンドでは、このパラメータは、同じバックアップ先に対して使用します(管理対象の格納域を除く)。
このパラメータでは、バックアップ データの転送に割り当てるネットワーク接続の帯域幅を定義します。このパラメータを指定しない場合、バックアップ データの転送時に使用可能なすべてのネットワーク帯域幅が使用されます。他のネットワーク処理のためにネットワーク帯域幅の一部を予約できます。
<速度> は、正の数にする必要があります。測定単位が kb である場合、速度は KB/秒で測定されます。測定単位が p である場合、または指定されない場合、速度はネットワーク接続の推定最高速度を 100% とした場合の割合で測定されます。オンライン ストレージでは、kb の測定単位のみ有効です。
例:
--network_speed=500kb: データ転送速度は 1 秒あたり 500 キロバイトです。
--network_speed=50p または --network_speed=50: データ転送速度は推定最大速度の 50 % です。