制限
仮想化製品の制限事項により、ハイパーバイザ レベルでのバックアップが実行できないことがあります。
- VMware vSphere では、フォールト トレラント仮想コンピュータ、独立ディスク、および物理互換モードの Raw Device Mapping(RDM)ディスクのスナップショットはサポートされていません。
- Microsoft Hyper-V では、ホスト システムへのパススルー ディスクを制御することはできません。その結果、Software Shadow Copy Provider は、エージェント for Hyper-V にパススルー ディスクのスナップショットを提供することができません。
これらの制限を克服するには、ゲスト OS 内部からのバックアップを使用します。この方法では、次の操作も実行可能です。
- バックアップの前後またはデータ取り込みの前後での、ゲスト OS 内でのコマンド実行
- 仮想コンピュータの個々のファイルおよびフォルダをバックアップします。
- ファイルを仮想コンピュータのファイル システムに復元します。
- 論理ボリュームに保存されているゲスト システムをバックアップすれば、コンピュータを異なるプラットフォームに復元することができるようになります。
- ハイパーバイザ レベルのバックアップには無効なバックアップおよび復元オプションを使用します。
詳細については、次のセクションを参照してください。