ベーシック ディスクのクローン作成

場合によっては、すべてのディスク データを新しいディスクに転送する必要があります。システム ボリュームを拡張する、新しいシステム レイアウトを開始する、ハードウェア障害が原因でディスク データを退避する場合などがこれに該当します。いずれの場合でも、すべてのソース ディスク データを現状とまったく同じ状態でターゲット ディスクに転送する必要があるために、[ベーシック ディスクのクローン作成] 操作を行います。

Acronis Disk Director Lite では、ベーシック MBR ディスクに対してのみ操作を実行できます。

[ベーシック ディスクのクローン作成] 操作を計画する手順は、次のとおりです。

  1. クローンを作成するディスクを選択してください。
  2. クローン作成処理のターゲット ディスクを選択してください。
  3. クローン作成方法を選択し、詳細オプションを指定します。

新しいボリューム構造は、[ディスクの管理] ビューに図表形式で直ちに表示されます。

システム ディスクのクローンを作成する前に、Acronis スタートアップ リカバリ マネージャ(ASRM)が有効になっている場合は無効にすることをお勧めします。無効にしないと、クローン作成されたオペレーティング システムが起動しない場合があります。クローン作成が完了した後で、ASRM を再度有効にできます。無効にできない場合は、ディスクのクローンを作成する際に、[現状のまま] を選択します。

このセクションの内容

ソース ディスクとターゲット ディスクの選択

クローン作成方法と詳細オプション