集中管理用格納域

集中管理用格納域とは、管理サーバーの管理者によって割り当てられ、バックアップ アーカイブのストレージとして使用されるネットワーク上のロケーションです。集中管理用格納域は、ストレージ ノードによって管理することも、管理対象外にすることもできます。集中管理用格納域に保存されるアーカイブの合計数とサイズは、ストレージのサイズによってのみ制限されます。

管理サーバーの管理者が集中管理用格納域を作成するとすぐに、サーバーに登録されているコンピュータすべてに格納域のパスと名前が配布されます。格納域のショートカットは、格納域グループのコンピュータ上に表示されます。ローカルの計画を含むコンピュータに存在するすべてのバックアップ計画で集中管理用格納域を使用することができます。

次の表に、管理対象の格納域と管理対象外の格納域の詳細な違いを示します。

機能

管理対象の格納域

管理対象外の格納域

Acronis Backup & Recovery 11.5 ストレージ ノードのインストールが必要

×

格納域に保存されるデータが集中管理用データ カタログに含まれる

×

格納域にアクセスするための専用のユーザー アカウント(格納域管理者および格納域ユーザー

×

データの重複除外

×

格納域の暗号化

×

バックアップ計画で設定されたアーカイブのクリーンアップ、レプリケーション、ベリファイの実行元

ストレージ ノード(エージェントによって実行されるオンライン バックアップ ストレージへのレプリケーションを除く)

エージェント

サポートされるストレージの種類:

 

 

 

Acronis Online Backup Storage

×

 

テープ デバイス


(重複除外または格納域の暗号化を除く)

×

 

ネットワーク共有

 

SAN、NAS

 

FTP/SFTP サーバー

×


関連セクション

管理対象の集中管理用格納域の作成

管理対象外の集中管理用格納域の作成

集中管理用格納域での操作

格納域で実行可能な操作